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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おうが―51・怖い

文章のフォーマットを統一しました。

 映像が流れる。

ユーリ「えっと時間はまだ先ですね進めます」

「ピッ」「ピッ」「ピッ」

ユーリ「おどうやらこの辺ですね」

「ピッ」

 映像が流れる、当然何もおかしなものは映

ってないそう何もだ。

ユーリ「特に何もありませんね」

 当然だ何もないのだから、何もないものは

何もない、何もないのに何かあるなんてあっ

たら大変だ、この映像には音声は無い、それ

はプライバシーを考えての事だ、それに防犯

の為だからでもある、ただでさえデータを食

うのだ、音声など入れたら容量が更に上がる。

ユーリ「そうだたしか脳に接続したカメラが

有りましたねそちらはどうでしょうか?」

 そちらもあの時違う方向を向いていたのだ

あっちむいてろほいだ。

「カチッ」

?「・・・・・・」

ユーリ「やはり何も映ってませんね」

「カチッ」

?「・・・・・・」

ユーリ「そういえばマイクもついてたはずで

すが」

ヨハン「いやそれはテストの時だけだから切

ってあったんだ」

 ヨハングッジョブ、ヨハンの対応は完璧だ

やばかったあとで消さなくては、消すと言っ

てもスイッチを入れれば上書きされていく、

そんなに容量は無いのだ、ユーリは一瞬ヨハ

ンの顔を見たが、ヨハンのポーカーフェイス

は完璧だ完璧だが。

よしえ「んん」

 手が震えてる、震えてる震えてるじゃない

か、やばいやばいじゃないか、どうする私は

とっさにペンを落とした、ヨハンに転がって

行くナイスペン。

よしえ「拾ってくれる」

ヨハン「あ、ああ」

 どうやらヨハンにはこの意味がわかったみ

たいだ。

ユーリ「んんどうかしましたか?」

よしえ「今ペンを落としたのをヨハンに拾っ

てもらったのよ」

ユーリ「あそうですかんん」

 ユーリは考えていたが。

よしえ「んん」

 この子胸がでかいから腕を組むと余計強調

される、胸がくやしくなんかないんだからね

そんな事を考えてしまった、私もあるのだが

違いすぎるのだ。

よしえ「んん」

 ヨハンはどこを見てるんだろうか、まさか

ユーリの胸を見てるのかと思ったが流石ヨハ

ンだ、まったく違う所を見ていたそれは天井

だ、時々見てるみたいで本人いわく落ち着く

らしい、何が見えるのか聞いた事があるが、

あれって人の顔に見えないって冗談かもしれ

ないが、それで聞くのは止めようと思った怖

い、人の顔に見えてなぜ落ち着くかわからな

いが、まさか母親に見えてるのか、私はこれ

について考えるの止めた怖い。

ユーリ「んそうですか残念結局わかりません

でしたね」

 私とヨハンのポーカーフェイスは完璧だが

あの手の震えはごまかせただろうか、ユーリ

は結構するどい、今は向こう向いているが笑

っているかも、しかしあれなのかまさかあれ

に反応したのだろうか、そんなファンタジー

な事が、いやどこがファンタジーなのか、ど

ちらかと言うとミラクル違う、なんだろうミ

ステリー違うな、しかしこれはいったいどう

考えたらいいのか、まさかまさか考えたくな

かったが、ある単語が頭をよぎったそれは変

態、この脳の持ち主は変態に興味が有るのか。

「ドーン」

 私の中の何かが揺れた、だとしたら何てや

つだこいつは、私は自分達の事はすっかり忘

れていた、ヨハンも何か考えてるみたいだ、

いつになく真剣だいい顔をしてる、だがヨハ

ンの考えてる事は違っていた、まさかのあの

程度の事で反応したのかと考えていたとは、

どうやら私はヨハンをみくびっていたみたい

だ後で知った事だが、だが残念ながらその後

は特に脳の反応は無かった、やはり変態は関

係ないのか、これはよかったのかどうだった

のかわからない、たまたまだろうか謎だ。

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