おうが―47・恐ろしいやつだ
文章のフォーマットを統一しました。
よしえは考えていた彼との事だ、何回目い
や何十回目だろう、それで思いだしていた。
よしえの回想。
くみこ「あらよしえじゃない」
よしえ「あらくみこ久しぶりね」
この子は後堂くみこ私の同期だ、この研究
所で働いてる、彼女はバイオを、私とは職場
が違う、だから同期だけどたまにしか会わな
い。
くみこ「ねえお茶しない」
よしえ「いいわよ」
くみこ「聞いたわよ、あんたあいつとつきあ
ってるんだって」
よしえ「あいつ」
くみこ「ヨハンよ」
ヨハン呼び捨てか、まあいいけど、彼私達
よりも年上なんだけどまあいいか、ここへ職
場に入ったのも先なんだけどまあいいか。
くみこ「あんたよくあんなのと一緒にいられ
るわね、あの温厚なフランソワーズさんさえ
切れたらしいから、あいつと職場が同じらし
いけど」
そうフランソワーズさんも切れたのだ、い
つもニコニコしてるあの人が、私は切れた理
由を知っている、フランソワーズさんは誰に
も言ってないが、それは彼ヨハンがフランソ
ワーズさんの事をシモーヌと呼んだからだ、
シモーヌ誰かってそれはフランソワーズさん
の母親だ、ちなみに私の母はよしこだ、そう
彼はそう言う事をやるのだ、だが驚いたのは
それ以外は、フランソワーズさんは受け入れ
てたみたいだ、あれもやっていたのか考えら
れないがやっていたんだろう、やはり想像も
できないがやっていたんだろう、やはりやめ
ておこう考えてる自分が怖い、ちなみにヨハ
ンはマザコンだ、だが彼の母はもういない亡
くなったのだパーフェクトだ、彼に対しての
最大の問題が無いのだ、それにあれは彼が女
性を試してる可能性もある、なんとなくだが
その後の安堵する表情を見ると、まあこれば
かりはわからないが。
よしえ「え面白いじゃない」
くみこ「え! 名前まで間違えられてもなの
それに変な趣味もあるって聞いたけど、ちょ
っと口では言えない」
すでにバレてるみたいだ、くみここいつを
甘くみていたかもしれない、くみこ恐ろしい
やつだ、くみこはどうやってフランソワーズ
さんから聞き出したのか謎だ、少しは彼女の
能力について、レベルアップして考えてみる
べきかもしれない。
よしえ「そこが面白いんじゃない」
くみこ「え! はいはい、でも私にはついてい
けないわ」
あたりまえだそんなのは、だがくみここの
女は何もわかっていない、だからいいのだ、
私だけが彼を独占できるんだから、それに天
才ときち○○は紙一重って言うけど、それは
どちらも脳が発達してるからだ、それにあの
変な趣味も自分を維持する為であって、それ
がおさまれば普通の人に戻るのだ、それに彼
は本物の天才だ、彼は優秀で大きなプロジェ
クトを任されている将来も安泰だ、それに比
べてこの女は実に面白い女でもある。




