表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
593/1761

おうが―20・おわいけ

文章のフォーマットを統一しました。

 コーヒーをじっくりと味わいながら、飲ん

でる様に見せかけながら、ゆっくり飲んでい

たコーヒーはやっと終わった。

 声が聞こえた。

 終わった何もかも。

 それはおおげさなような。

 声が聞こえた。

 もうまっしろだ。

 燃え尽きたのか?

 声が聞こえた。

 汚れもおちてる。

 洗濯物かい! コーヒーの中を覗くと白い

物が、まさかどうなってるんだ、何て考えて

いたが、何も入ってるはずがない、入ってい

たら4次元の世界だ。

 声が聞こえた。

 飛行機だって消えるんだ、白い粉ぐらいで

てくるかも知れない。

 いつのまにか次元を飛んでいるとかありえ

ない、誰だ手品なんて言ったのは、だからコ

ーヒーには白い物は無い、猫だってカバンに

はいない箱にもいない。

 声が聞こえた。

 ニャー。

 声が聞こえた。

 猫が猫がそこにおるねん、声だけだけど、

いないように見えるけどいるんだろう、ほら

君のとなりに。

 何を言ってるんだ、僕はそんな猫がいたら

怖い。

 声が聞こえた。

 では黒い物は。

 黒い物飲んだよしっかり飲んだよ、残って

ないよどうだまいったか。

 声が聞こえた。

 ではグロい物は。

 グログロ、えーそんなコーヒーは飲みませ

んし飲めません。

 声が聞こえた。

 ではグリグリなものは。

 はてグリグリ意味がわからないんですけど

グリグリどちら様ですかそれ。

 声が聞こえた。

 オリャー。

 釣りでもしてるんだろうか。

 声が聞こえた。

 あたー。

 何かにぶつかったのか。

 声が聞こえた。

 ありゃー。

 これは足を踏み外したのか、ぶつかって踏

み外したのか。

 声が聞こえた。

 アップアップ。

 動画をアップするのか。

 音が聞こえた。

 ブクブク。

 どうやら溺れたようだ、まさかカニって事

はないだろう。

 音が聞こえた。

 ガシッ。

 何だまさかわらでもつかんだか、溺れる者

はつかむというし。

 音が聞こえた。

 ポイ。

 わらをつかんで捨てた、悟りでもひらいた

のかどうする気だ。

 音が聞こえた。

 ブクブク。

 そしてやっぱり溺れるのか、わら一つで助

かるとも思えないが何がしたいんだ。

 声が聞こえた。

 はいカット。

 なんだ映画か。

 声が聞こえた。

 最初からシネマ。

 そうかやはり映画だったか、だがどんな映

画なんだ。

 声が聞こえた。

 溺れる者はわらをもつかむが意味が無いの

で結局捨てる。

僕「んん」

 長い長すぎるそんなタイトル。

 声が聞こえた。

 おわいけ。

 短いけど意味がわからないよ。

 声が聞こえた。

 勉強してくるよ。

 これはどこかで聞いたようなあの人だった

のか、あの人誰だ誰だ誰だ。

 声が聞こえた。

 あの人はあの人は。

 だから誰なんだ。

 声が聞こえた。

 親戚のおじさんだった。

 親戚のおじさんかい! いけない突っ込ん

でしまった。

 声が聞こえた。

 気をつけろ抜けなくなるぞ。

 抜けなくなる、これはハマルと言う事か、

抜けだせなくなると言う事で、なんてわけの

わからない事を考えてる時に。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ