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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おうが―11・情報は力だ

文章のフォーマットを統一しました。

明日香「ふーん、そうなんだ」

 特に明日香は気にしてないみたいだ、明日

香にはラーメン魂がないのか、なんて興味の

無い人には言ってもしかたないのを僕は知っ

ている。

 声が聞こえた。

 よく何も考えずに自分の言いたい事を言う

ものがいるが、興味の無いものに言うのはマ

イナス以外の何ものでもない、それより場が

しらけるのだ。

 そうですね。

 声が聞こえた。

 たとえばアニメが好きなら、興味の有るも

のと一緒の時にすればいい、集まった中に興

味の無いものがいればしない方がいい、本人

は喜んで話てるが、どう考えても空気が変わ

ってしまうのだ。

 おっしゃるとおりです。

 声が聞こえた。

 ただ一度はジャブ程度に話を出すのもあり

だが、反応がなければすぐに止めた方がいい。

 なるほど。

 声が聞こえた。

 人を喜ばせる事が言えないなら黙っていろ。

 これは名言ですね。

 声が聞こえた。

 ありがとう。

 どういたしまして、まあ明日香がどんな事

を期待していたかわからないが、こんなんで

ましたけどみたいな結果に、あっそうって感

じなんだろう、ただ情報は力だ、人とのコミ

ュニケーションに使える、ただ軽く言って反

応が無いならそこで止めるべきだ、これさえ

できれば面白い事にはならないと思う。

 声が聞こえた。

 そうだわかってるじゃないか、だいたい人

の中にずけずけと入り込んで来るやつは私は

嫌いだ。

 おっしゃる通りですね。

 声が聞こえた。

 他人の事を何もかも知りたいとか変態か。

 変態? 変態いやそうですね。

 声が聞こえた。

 だいたい人の部屋にかってに。

 声が聞こえた。

 ほう、かってがなんだ。

 どうしたんですか。

 声が聞こえた。

 いやなんでもない。

「ガチャ」

 なんて音が聞こえないけど、何となく聞こ

えた気がしたので見てみると誰か出てきた、

入る時は後ろ姿だが、今回は顔がわかる、あ

れは僕の知ってる人だった、そうこの人は白

銀さんだ、白銀さんひょんな事から知り合い

になった、不思議な力を使う人だ、僕は明日

香に。

僕「あの人知り合いなんだ、少し話てくるよ」

明日香「あちょっと行ってしまった、まあい

いけど後でフフフフ」

 この時の僕はこのやばい笑い声を聞いて無

かった。

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