おうが―9・いやな予感が
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プッコリ「店の人もこれ以上は作る気もなか
ったんだが、実は最近食べれるやつが出てき
てな」
お店の人も大変だ、あれもう一人いるのか。
声が聞こえた。
なんでもう一人いるんだ。
いるからしかたないでしょう。
声が聞こえた。
そうか。
納得してもらえたようだ。
僕「他にもあらわれたんですか?」
プッコリ「ああ、それによりさらに上のメニ
ューができるかもしれないわけだ」
僕「どんなメニューなんですか?」
プッコリ「噂では撃神と言われているがまだ
わからない、撃王がらみかもしれないしな」
やはり神かだが気になる事がある。
僕「それでどんな人なんですか?」
プッコリ「それが女性としかわかっていない
だから王だがクイーンと呼ばれている」
あれそれなら女王じゃないのか。
声が聞こえた。
クイーンだとクイーンが来るぞ。
誰かが今言ったようなクイーンが来るのか。
僕「あのクイーンは今日来るんですか?」
プッコリ「今日は聞いてないが、クイーンも
神出鬼没だからな、突然あらわれるし」
僕「そうですか誰か言ったような気がしたん
ですが」
プッコリ「そうなのか俺には聞こえなかった
が」
これは例のやつか。
声が聞こえた。
何クイーンは来ないのか。
声が聞こえた。
はい休みみたいですね。
声が聞こえた。
そうかなら我々も休みだな。
声が聞こえた。
おい休みになったぞ何をする。
声が聞こえた。
そりゃーケーキを。
声が聞こえた。
食べに行くのか?
声が聞こえた。
いや作るんだ。
声が聞こえた。
ケーキを作る?
声が聞こえた。
俺パティシエになりたかったんだ。
声が聞こえた。
実は俺もだ。
声が聞こえた。
何おまえもか。
声が聞こえた。
俺は食べる方専門だ。
ケーキか。
僕「んん」
いやな予感が。
僕「あたぶん僕の聞き間違いです、すいませ
ん」
プッコリ「そうか」
僕「それよりクイーンはどんな人なんですか?」
プッコリ「そうだな背が高くて、スタイルの
いい女だな一度だけ見たが」
僕「そうですか」
あの人かと思ったが違ったみたいだ、誰な
んだ、背が高いなら先輩も考えられるが、先
輩は辛さには限度があると言っていた違うな
お姉さんも違うだろう聞いた事がないし、ま
あ知り合いにいる方が確率としてかなり低い
んだが。
僕「情報ありがとうございます、では失礼し
ます」
プッコリ「おう、またなんかあったら声かけ
てくれ」
僕「はい」
この時は僕は、どうしてプッコリさんに試
されてるかわからなかった、その理由はかな
り後にわかるのだが、整理しないと、結局げ
っそりの新メニューの話だったのか、お嬢様
に報告しないとやばい麺が伸びる、こんな事
も考えてニンニクたっぷりにしたが、よく考
えたら意味が無いなこれは、伸びた麺にはニ
ンニクは関係無い、ニンニクについては、明
日香もニンニクが好きなので気にせず入れら
れる、これはラッキーだ、明日香のもとに戻
るが。
僕「わかったよ」
明日香「・・・・・・遅い」
これはいやな予感が。




