おうが―6・秘密
文章のフォーマットを統一しました。
しかしこれでは何も情報がわからない、今
は15時一分だ、情報収集をしないと大変な
事に、お嬢様がこちらを見ているプレッシャ
ーが。
明日香「時間がすぎたけど何があったのかし
らね、これで終わりじゃないわよね、ねそう
よね」
僕「ひーさっそく情報収集にいってまいりま
す」
明日香「つべこべいわずにゴーよ」
僕「はーい」
とにかく何とかしないと、ピッコリさんこ
れはどういう事ですか?
ピッコリさんの声が聞こえた。
まあそのー。
だめだ何んとかしないと、お感じのよさそ
うな超常連さんがいる、あれ手招きしている
ぞ。
「ピロリピロリ」
周りを見るがどうやら僕みたいだ。
僕「あの僕に何か用ですか?」
超常連「おまえ見習いだろう」
なんだまだこれは一人にしか言ってないぞ
こんなにも早く広まるのか? まあ今は情報
社会だからな恐ろしい。
僕「そうですが何か」
超常連「見習いおまえの事はアニキから聞い
てるからな」
僕「アニキって誰ですか」
声が聞こえた。
俺アニキをさしてしまいました、これって
アニキサスですか?
アニキサスどこかで聞いたような。
声が聞こえた。
アニキサスそれって寄生虫やないかい、チ
ーン。
どうやら問題は解決したみたいだ、違うこ
れは殺人事件か。
声が聞こえた。
俺アニキをアニキを指さしてしまいました。
そっちかい、いやだが人に指をさすのはよく
ないか。
声が聞こえた。
違うだろう寄生虫はアニサキスだろう。
声が聞こえた。
そうだったのか。
そうだったのか、どうやら間違えていたみ
たいだ。
音が聞こえた。
チーン、ガシャン。
何かあったみたいだ。
超常連「アニキ、アニキとはピッコリのアニ
キだ、俺は弟分のプッコリだ」
僕「プッコリさんですか、初めましてラーメ
ン見習いです」
プッコリ「挨拶はいいよ、知りたいんだなお
うがの秘密を」
僕「そうです秘密がしりたいんですおうがの
ここに15時にくればわかると聞いたのです
が、さっぱりわかりません、だいたいラーメ
ン屋におうって意味がわかりません」
プッコリ「そらそうだろうな、だいたいここ
はラーメン屋だから騒ぐわけにもいかないし
な」
騒ぐどういう事だ、これはどんな意味があ
るんだ、わからないとりあえず普通に返すか。
僕「はいそれはわかります、お店に迷惑をか
けてはいけません」
プッコリ「そうだ見習いのくせにわかってる
じゃないか」
僕「いえそれほどでも」
これでよかったのかよくわからないが、そ
ういいながらお互いに相手から目を離さない。
明日香「あれは何を喋ってるのかしら」
明日香には意味がわからなかった、常識的
な事を、さも特別に言っているのが理解でき
なかった、だがそれこそが彼らのコミュニケ
ーションの取り方だった、まずコミュニケー
ションの取り方の基本は共通の話題からだ、
これは話をしやすくしているのだ、距離をち
じめるために、またボールを投げて、うまく
返せるのか技量を見ているのだ、はたしてこ
のラーメン屋にふさわしい者かどうか、そう
ここは神聖な場所なのだ彼らにとっては。
プッコリ「ふっ合格だな、ではおうとは何か
説明してやろう、どうしてラーメン屋でおう
が関係しているのか」
合格か試されていたのか、なんとか合格で
きたみたいだ先に進める。
僕「はいお願いします」




