買い物2-22・いたくないなら無理に
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あけみ「そうね植木さんのおかげかも、それ
にあんなに美味しそうに食べられたらね」
なつみ「そうそう汗をいっぱいかいて、ハン
カチで拭いながら食べたけど、本当に美味し
そうに食べてたからね、また来てくれるよ」
あけみ「そうねそれなら、次は裏メニューで
も出しますか」
なつみ「早いね常連でもなかなか出さないの
に」
あけみ「さてじゃあこれで何か食べに行こう
か美味しい物でも」
なつみ「あそれなら私焼き肉がいいな」
あけみ「なつみはお肉がすきね」
なつみ「へへ私肉食系だから」
あけみ「あなたが言うと笑えないわね、その
お腹で」
なつみ「あこれね、これって腱画って言うん
だよ、すごいでしょ」
あけみ「お母さん女の子なのに、そんな腹筋
がボコボコなんて複雑だわ」
なつみ「お母さんボコボコって」
あけみ「あらごめんなさい、でもそんな感じ
だから、他にはデコボコぐらいしか思いつか
ないわ」
なつみ「うーしかたないじゃない、一の瀬の
おばさんに頼まれた、ジムにはまっちゃった
んだから」
あけみ「あああれね」
なつみ「ただでスポーツジムに通わせてあげ
るって、まあただならいいかって始めてはま
っちゃったんだから」
あけみ「そういえば一の瀬さんが言ってたわ
ね、なつみおかげで会員が増えたって忘れて
たわ」
なつみ「まあ客寄せパンダだからね、それに
フジコも時々ただで使わせてもらってるし」
あけみ「パンダって、あなた自分から言うか
しら」
なつみ「いいの、それ以外説明できないし、
私めんどくさいのは嫌いなの」
あけみ「まああなたがそういうならいいけど
そういえばフジコちゃんも人気が有るみたい
ね」
なつみ「そう、だからただなんだけど、フジ
コはバイトが有るからね、だから時々しか来
ないし、おばさんには来るように言ってくれ
って言われてるけど、こればっかりはね」
あけみ「バイトって・・・・・・たしかメイ
ド喫茶ね」
なつみ「そう、そっちがお金になるって、フ
ジコは結構服とかお金使ってるからね」
あけみ「あなたは服とかお金かけないしね」
なつみ「私はどっちかと言うとアウトドアか
な、お金をかけるとしたら」
あけみ「そういえばフジコちゃんって一人っ
子かしら、家族の事は聞いた事が無いんだけ
ど」
なつみ「たしか弟さんがいたって聞いた事が
有るけど、フジコはあんまり話たがらないの
よね家族の事は」
あけみ「そう、まあ色々と複雑な家庭もある
みだいだしね、詮索はしない方がいいかもね」
なつみ「複雑な家庭って?」
あけみ「世の中にはね色々のあるのよ、だか
らあなたも言いたくないなら無理に聞いちゃ
だめよ」




