買い物2-15・女性は危険なのだいつ変貌するかわからない
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全てを語ったと思ってるフジコさんだが、
僕はフジコさんに言ってない事がある、それ
は声が聞こえたからだ、その時の内容だ。
声が聞こえた。
おまえの運命を握ってるのはパンツだ、パ
ンツの力を信じろ、そうすればパンツはおま
えを裏切らない。
そうだ危なかった、話す時はパンツの話題
は上手く扱わないと、あれは危険物だ、大丈
夫だ僕はパンツの力を信じている、侮った事
など一度もない。
声が聞こえた。
パンツが爆発して履けない。
いや危険だがそんな事はないだろう、どん
なパンツだ本当にパンツなのか? だいたい
その前に爆発してアウトだろう。
声が聞こえた。
パンツは爆発だ。
あの芸術と間違えてませんか?
声が聞こえた。
そうだったのか。
どっちに対してだろうこれは、こんな事が
あったので、とにかく僕は説明でパンツが、
どういうやつかは、後々ややこしいので言わ
ない事にした、そこは当たり障りのない感じ
で言う事にした。
声が聞こえた。
女はね変身するのよ。
声が聞こえた。
そうだったのか。
そこは認めるしかないかも、本来は過激な
発言になってしまいそうだが、その辺は上官
に鍛えられてる、女性は危険なのだいつ変貌
するかわからない、わかった事は双子で女装
の癖があるらしい、三つ子ではなかったのか
お姉さんはいないみたいだ。
声が聞こえた。
なんだお姉さんいないのか。
お姉さんはいなくて妹だけだ。
声が聞こえた。
いもうとそれって食べられるのか?
どこの人だよ、とは言えお姉さんがいたら
と思ってしまったが、いないのは残念だった
三つ子で姉と妹は、差が無い気がするがそれ
とこれとは別の話だ。
声が聞こえた。
そうそう、お姉さんは特別なんだおー。
しかし妹の下着だけでなく、服まで勝手に
着てしまう兄とは、いったいどんな存在なん
だ、まて順番間違ってる下着の方が偉いはず
だ。
声が聞こえた。
そうよ下着ってとっても偉いのよ。
たしかに、フジコさんの服を勝手に着てで
かけてしまう兄、今思えばあれはフジコさん
の服だったのか、パンツだけでなく服もか、
もういっその事フジコさんも商売にしたらい
いのに、レンタル服フジコショップとか、ま
あ勝手に持って行く兄が、金を払うとは思え
ないが、しかしフジコさんいわく、下着は微
妙だったみたいだが、なぜか尻尾を出さない
らしい、それは当然だ、人には下着は見せな
いから、あれその割に僕はガンガン見せられ
ていたような。
声が聞こえた。
そりゃそうだろうよ自分のじゃねえわけだ
しな。
なるほどそういうことか、たしかに自分の
ではないなあれはフジコさんのだ、僕はフジ
コさんの下着を見ていた、それはあろう事か
フジオがフジコさんからレンタルしているも
のだ、僕はその事は黙ってだが、いや言える
わけがない、言ってしまったら共犯者以上の
罰が待ってるかもしれない、最悪消されたら
大変だ、口封じの為に記憶を消すために頭を
たたかれても困る。
声が聞こえた。
結局あなたのわがままなわけね。
これのどこがわがままなんだ。




