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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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買い物2-11・マニアなのかこの人は

文章のフォーマットを統一しました。

店員「あのお客様の中で、腕力に自信のある

方はいますか?」

 これは飛行機なんかである、この中にお医

者様は、いらっしゃいますかってやつなのか?

 声が聞こえた。

 おまえそこ間違ってるよ。

 どういう意味だろう、とりあえずこっちに。

僕「格闘技大会でも有るんでしょうか?」

フジコ「え格闘技大会? 喫茶店で? 喫茶

店で格闘技大会ね、いいんじゃない」

僕「え」

 この反応はもしかし。

 声が聞こえた。

 マニアかも知れない。

 声が聞こえた。

 そうだったのか。

 勝手に言われて勝手に肯定されてしまった。

フジコ「いやこっちの話」

 格闘マニアなのかこの人は。

 声が聞こえた。

 まちがいない、かもしれない。

 どっちだよ、おい。

 声が聞こえた。

 わかってない、かもしれない。

 おかしな事になっていきそうだ。

 声が聞こえた。

 おかしくない、かもしれない。

 わかりましたわかりました、格闘技大会で

もするのかと思ったら。

店員「実は今厨房で暴れてる者がいます、退

治するのに参加してください」

 アトラクションだろうかこの店の? 普通

の喫茶店と思ったが、まじなら警察を呼ばな

いとダメだろう、それとも獣人化してるなら

自衛隊か、ああでもみんな本当だと思ってな

いみたいだ。

僕「アトラクションでしょうか?」

フジコ「だったら面白いね」

 面白いのかフジコさんは、まあ知り合って

まだまもないから、どんな人かわからないが。

 すると。

「ギャーーーーーーーーーーーー」

 なんか中で凄まじい声が聞こえた、これも

演出なのか、まさかこれは冗談で出せる声じ

ゃない、さすがに客がざわつきだした。

「ザワ、ザワ、ザワ、ザワ」

女1「今のなによ、あの声はすごい声だった

けど、気持ち悪いんだけど」

男1「俺に聞くなしらねえよー、何かあった

んじゃねえか」

女1「何かって何よ」

男1「そりゃ何かって何かだろう」

女1「はあ」

女2「ねえーあれって演習かな」

女3「そうなんじゃない」

女4「ちょっとそれを言うなら演出でしょ」

女3「そうなんじゃない」

女4「聞いてないんかい」

女3「そうなんじゃない」

女4「ダメだ」

女2「ダメね壊れてるかも」

女3「そうなんじゃない」

男2「おい何が起こってるんだ」

男3「ば化け物だ! あの声は化け物だ! 

そうだ化け物だ!」

男2「おまえさっきみた映画の影響を受けす

ぎだよ」

男3「違う俺はまともだ、エイリアンが攻め

て来たんだ、なんか電波も感じるし、何か聞

こえてる感じがする」

男2「よく聞いてくれエイリアンだな、エイ

リアンが喫茶店にせめて来たんだな、でもこ

こは喫茶店だよく考えろ、コーヒーでも飲み

に来たんだろう、俺にはわかるエイリアンだ

って喉が渇くだろうし、そういう事だろう」

男3「そうかコーヒーを飲みに来たんだな、

じゃあ大丈夫か」

男2「おまえは幸せなやつだな」

男3「それよく言われるけどどういう意味な

んだろう、幸運の持ち主って事かな」

女3「そうなんじゃない」

女2「げ何やってんのよ」

女4「えあのすいません、この子ちょっと今

日おかしいみたいで」

女3「そうなんじゃない」

女4「ね本人もそういってますので失礼しま

した、ほらあんたも来るのよ」

男2「変な子だったな、やっぱりおかしいの

かな」

男3「・・・・・・そうなんじゃない」

男2「何これって感染するのか?」

男3「そうなんじゃない」

女3「そうなんじゃない」

男2「・・・・・・そうなんじゃない」

女2「・・・・・・そうなんじゃない」

女4「・・・・・・そうなんじゃない」

女1「ねえあっちで変な事になってるよ、何

かの病気かな」

男1「・・・・・・そうなんじゃない」

女1「どうなってるのこれ、あれ何これ・・

・・・・そうなんじゃない」

 何か店内も変な事になっているが、何か起こ

ってるんだろうか?

 声が聞こえた。

 そうなんじゃない。

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