買い物2-9・お姉さん実はそんな人だったんですね
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フジコ「そんな昔の事は忘れてしまったわ」
僕「えー! だいぶ前に死んだんですか?
あ違った!」
僕はなんて恐ろしい事を、冗談でも言っては
いけない事だった、フジコさんの影響か心にも
ない事を。
声が聞こえた。
本当にそうなのか?
そうだそうだよ。
声が聞こえた。
そう思い込んでるだけじゃないのか?
いやそこまでは、ダークに走ってないと信
じたい。
声が聞こえた。
そうかまあ気をつけるんだな、暗闇とはす
ぐ隣に有るものだからな。
えそれは。
声が聞こえた。
ここまでだ、どうやら始まるみたいだぞ。
始まる?
フジコ「面白い事を言うのね、フフフフフ」
今のが面白いんだろうか? ちょっと怖い。
声が聞こえた。
まさかこいつは。
どうかしたんですか?
声が聞こえた。
時々人間にまざって魔の物がいるというが
まさか。
えそうなんですか?
声が聞こえた。
いや冗談だ。
驚かさないでくださいよ。
フジコ「名前はふふ」
僕「ふ」
また笑い出すんだろうか。
フジコ「不二雄よ」
「ボア、ボア、ボア、ボア、ドンガラガッシ
ャン」
雷が落ちたような衝撃だ、この展開は考え
てなかった、フジオよ、フジオよ、頭にこだ
ました。
僕「え? えーーーーーーーーーー!」
不覚にも大きな声で叫んでしまった、僕に
衝撃が走った、なんとフジオとは、フジコは
フジオだったのか、僕もフジオなのに、まあ
僕のフジオはあまり意味がないが、いや謎の
男フジオ結構考えたんだ、愛着だってわいて
いる、だから複雑だ、本物のフジオを前にし
て、謎の男フジオと言えるだろうか。僕にそ
んな勇気が有るのか、まあ兄もフジコって言
われたら、もっとびっくりしたんだが、それ
はないと思った、兄妹で同じ名前は家でも大
変だろうしって、何を考えてるんだ僕は、お
かしすぎだろそんな家は。
店員「お客様どうかしましたか?」
しまった、おかしすぎなんて考えてる場合
じゃない、僕がおかしいと思って店員までや
って来た、店員のお姉さんの仕事を増やして
しまった、たぶん今日は変な客が来たって、
ネットでさらされるんだ恐ろしい。
ねえ聞いてよ、今日変な客が来てさ、もう
やってらんないわ、勘弁しやがれこの野郎っ
て感じで、ほんとまじしめたくなって、ねえ
聞いてる、おい、おい、聞いとんのかコラー。
お姉さん実はそんな人だったんですね、僕
は勝手な想像していた。




