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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―85・それ・・・んん・・・声が・・・そこ・・・中に・・・そう・・・いって・・・んん・・・いい・・・出て・・・体験し・・・不思議な事・・・クマ・・・それ・・・どうやってやってたの

文章のフォーマットを統一しました。

三上「それではこういうのはどうでしょう」

東上「んん、何かあるのか?」

 声が聞こえた。

 いったい何が始まるのですか?

 さあなわからん。

三上「ある時歩いてると声がするわけです、

声の場所に行くとそこには古本屋が、中には

本があるわけです」

東上「おー」

 声が聞こえた。

 なるほどおもしろい話ですね。

 本当にそうおもうのか?

 声が聞こえた。

 いえさすがにこれではよくわかりませんね。

 そうじゃなわからん。

三上「ただ店に持って行くと、店の本ではな

いのですが、店の人がこの本はあなたの本で

す、本がそういってますって言うわけです」

東上「なんと」

 声が聞こえた。

 喋る本ですか? これは珍しいアイテムで

すね。

 たしかに本が喋るのはあまり聞かんが。

三上「本も貰って帰るのですが、古本屋を出

て振り返るとそこには古本屋はないわけです

どうですか?」

 声が聞こえた。

 どうですか、ですか、そう言われても困り

ましたね。

 たしかにどうですかとは、どうこたえたら

いいのか?

 声が聞こえた。

 感想を聞いてるようでもあるし、評価を聞

いてる気もする、あらよく考えるとこれは同

じじゃない。

 たしかに同じじゃな。

東上「どうですかとはんん、待てそれはおま

えが考えた話なのか?」

 よく考えれば他人が考えた話では評価はで

きんな。

 声が聞こえた。

 そんなのどうでもいいじゃねえか。

 いやそういうわけにはいかん。

 声が聞こえた。

 じゃあぎんやきんならいいのかぎんなら〇

枚きんなら〇枚か?

 どういう意味じゃ。

三上「いえネットで出ていた不思議な古本屋

の話です、何人か体験してるみたいです」

 そんなことが不思議な事もあるものよのう。

三上「ちなみに店主ですが老人でアロハを着

ている話と、クマだったって話があります」

東上「クマじゃと」

三上「着ぐるみと言う話もありますが、それ

にしてはリアルだったようです」

東上「会話はどうやってやってたのじゃ」

三上「それが首にぶら下げていたスピーカで

していたみたいで、だから本物のクマかもし

れないってわけです、誰かがあやつっていた

と、あくまで噂ですが着ぐるみでスピーカを

使ったかもしれませんが、あくまでネットの

話ですので」

東上「なんと」

 奇妙な話が有るものじゃがいやまて。

 声が聞こえた。

 何かあるのですか?

 たしか昔聞いた事が。

東上「そういえばわしも聞いた事があるの」

三上「そうなんですか?」

東上「うむ、ただその時の店主はおおだぬき

だったらしいが、当時は妖怪の話と言われて

いたな、妖怪本屋じゃな」

三上「どんなやつですか?」

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