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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―78・すごい・・・それ・・・いった・・・やっ・・・んば・・・なかに・・・欲しい・・・ポタ・・・見させて・・・すきに・・・そんな感じ

文章のフォーマットを統一しました。

 すごい事になっておるな、戦場みたいじゃ

な、聞いてるかぎりでは。

 声が聞こえた。

 あれはまさしく戦場だった、俺はそこで地

獄を見たんだ。

 苦労したようじゃな。

 声が聞こえた。

 地獄だと、おいおいそれはおおげさすぎや

しませんか。

 音が聞こえた。

 ダッダッダッダッ、ダッダッダッダッ、ダ

ダダン、ダダダダダダダダダダダ、ダダダン

ダダダダダ、ダダダン、ダダダダダダ、ダダ

ダダダ、ダダダン、ダダダダダ。ダッダッダ

ッダッ、ダッダッダッダッ。

 声が聞こえた。

 燃えさかる町、響く鋼鉄の足音、足音、足

音。

 声が聞こえた。

 スキップはねこうやるんだよ。

 声が聞こえた。

 足音、いったいこれが地獄でなくて、いっ

たい何が地獄だと言うのか。

 音が聞こえた。

 ダッダッダッダッ、ダッダッダッダッ。

 声が聞こえた。

 スキップ、スキップ、ランランラン、スキ

ップ、スキップ、ランラン、どうよこの優雅

な姿。

 声が聞こえた。

 おーすげな。

 声が聞こえた。

 お前たち何やってる、人が話をしてる時に。

 声が聞こえた。

 はしゃぎすぎじゃすまんな。

 声が聞こえた。

 いやいいまた後で聞かせてくれ、お前ら向

こうに行け。

 声が聞こえた。

 はーい。

 声が聞こえた。

 はいはい。

 声が聞こえた。

 わかりましたよ。

 なんともすさまじいの、一部どころかかな

り違和感もあるが。

 声が聞こえた。

 同情するならアイスくれ、同情するならア

イスくれ。

 欲しければ自分で買うんじゃな。

 声が聞こえた。

 ばか、かば、かんば。

 最後のはいったい何なんじゃ?

 声が聞こえた。

 かんば、私かんばと言います、呼びました。

 呼んでおらんぞ。

 声が聞こえた。

 そうですか、かんば、かんば、かんば。

 どうやら行ったようじゃな。

東上「まあでもなかには、それでも欲しいと

言うものがおるそうじゃ」

 わしなら買うがな。

 声が聞こえた。

 そうですね、私も買うでしょう。

 意見があったようじゃな。

三上「まあいるでしょうね、そんな人も」

東上「ただ一万円を払って本を持って行く男

性には、あんた忘れもんじゃと言って」

三上「どうなるんですか?」

東上「サイン色紙もくれるそうじゃ」

三上「いやいらないですよねそれ、あでも欲

しい人もいるのか」

東上「色紙を受け取ったものだけ、お釣りと

言って九千円を渡すそうじゃ」

三上「なんかせこくなってせんか、それにな

んかにおいますね、においますね」

「ぎくっ」

三上「どうしたんですか? 今変でしたがも

ってるでしょう話を」

「ぎくぎく」

三上「だいたい伝説の人の話が、そんな漫画

でも見たような感じで語れるわけないじゃな

いですか」

「ぎくぎくぎく」

 声が聞こえた。

 おやおやもっていたのですか、これは困り

ましたね。

 声が聞こえた。

 ポタン、ポタン、ありゃ、こりゃもってる

ね、バケツがいるかも。

 そっちではないんじゃが。

東上「そうじゃな、本を売ってたのは事実じ

ゃが、いくらで売っていたともわからん、人

によって値段が違ったらしい」

 どうやらだいぶ成長したみたいだな。

三上「そっちの方がそれっぽく聞こえますが

まだ何か隠してませんか?」

 声が聞こえた。

 おやおやばれてしまいそうですね、どうし

ますか?

 まだじゃ、それにこればかりはどうにもで

きん。

 声が聞こえた。

 そうですか、では見させていただきましょ

う。

 すきにするがいい。

東上「いやそんな事はない、人によって値段

が違うのも、聞こえた話じゃしなその世界で

は」

 これは本当の話じゃ。

三上「そうですか、まあそこはそんな感じで

しょうか」

東上「さて」

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