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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―75・そんな・・・物・・・いた・・・かった・・・何を・・・まって・・・味が・・・食べ・・・美味し・・・な味・・・ぴー味・・・言え・・・もう・・・したい・・・使って・・・いく

文章のフォーマットを統一しました。

 そんな事は誰でも考えておる、実際同じ様

な物を作ろうとしたやつらはいたからな。

 声が聞こえた。

 だがことごとく失敗したと。

 そうじゃよくわかったな。

 声が聞こえた。

 何簡単な事ですよ。

 そうなのか?

 声が聞こえた。

 何をいまさら本当はあなたもわかってたん

じゃないですか?

 まあそれはな。

東上「数は決まってるらしい、それにも意味

が有るかもしれん」

 古来数字にも意味が有るからな、魔術関連

では数字も意味が有る事が有るからな。

 声が聞こえた。

 やはりわかってるじゃないですか。

 まあな。

三上「聞けば聞くほど不思議な話ですね」

 あたりまえじゃ伝説的な話にもなっておる

からな。

 声が聞こえた。

 伝説ですか、ならいっそおもてに出たらど

うですか?

 おもてに出てどうするのじゃ。

 声が聞こえた。

 しれたこと〇〇しです。

 なんと恐ろしいやつめ。

 声が聞こえた。

 褒め言葉と受け取っておきましょう。

東上「これは噂じゃが、大勢の人間が読む場

合は、最初の数人しか効果がでないとも言わ

れている」

 声が聞こえた。

 さぎだ、さぎだ、さぎりだ。

 いやさぎにはならん、読めるのだから本と

してな。

 声が聞こえた。

 この本読めないや。

 それはアウトじゃな。

 声が聞こえた。

 でも安心して食べられるから。

 何食べるのか?

 声が聞こえた。

 そうだよ美味しいよ。

 どんな味がするんじゃ。

 声が聞こえた。

 それはね企業秘密だよ、うふふ。

 よくわからんやつじゃ。

 声が聞こえた。

 おらしってるぞ、ぴー味だぞ。

 まともに言えん味か。

三上「それは」

東上「だから奪い合いになるのだが、これは

あくまで噂じゃ」

三上「噂ですか」

 声が聞こえた。

 もう食欲止まらない。

 どういうことじゃ。

 声が聞こえた。

 はい順番に並んで。

 何が始まるんんじゃ。

 声が聞こえた。

 反省したい人はこの先の壁を使ってくださ

い、はい並んで並んで。

 こうかいしているものが沢山いるというの

か。

 声が聞こえた。

 はっけよい、のこった、ドン、ドン、ドー

ン、ドドンガ、ドン。

 相撲の練習なのか?

 声が聞こえた。

 よし今だ船を出せ。

 なぜ船出す必要が有る。

 声が聞こえた。

 案件が俺を待っているんだ。

 ビジネスマンだったのか。

東上「それで役目を終えた本は消えるともあ

るがこれも噂だ」

三上「聞いてると全て噂の様な気もしてきま

したが」

東上「そうじゃな、わしも現実には読んだ事

がないのでわからないのだが」

三上「そういえば販売はどうしてるのですか?」

東上「販売はな、ある日突然道端で売りだす

のじゃ」

三上「道端ですか」

東上「そうじゃ、それで声をかけるのじゃ」

三上「どんな風にですか?」

東上「お嬢さん本を買わんか安くしとくぞと

な」

三上「安いんですか?」

東上「今の値段で千円ぐらいじゃな、無難な

値段じゃ」

三上「千円ですか? 微妙な値段ですね、で

買っていくんですか女は」

東上「いやこんな本で千円? ぼけかと言わ

れて去って行くそうじゃ」

三上「なんですかそれ?」

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