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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―44・大きな・・・・・・感じた・・・・・・大きな・・・・・・をお願い・・・・・・いきま・・・・・・もっと

文章のフォーマットを統一しました。

東上「知らぬと言う事が、恐ろしいのがよく

わかったか? 占いの多くは相手に先に喋ら

せておいて、さも聞いてなかったように話を

進める、実際は本人が喋っているのにタイミ

ングさえ間違えなければ、これでコロッと騙

されるのじゃ、特に自称霊能力者などターゲ

ットの事を隅から隅まで調べて、さも知らな

かった様に近づき、相手を信用させるのじゃ」

 そうこんな風にじゃ。

 ここからは東上の想像です。

 いきつけの場所で。

?「あの席を御一緒してよろしいですか?」

かも「ええどうぞ」

?「あのさっきから顔色が悪いようですが、

何かお悩み事ですか?」

かも「えわかるんですか?」

?「ええ実は私はこういうものです」

 名刺を渡す。

かも「霊能力者、霊能力者の三目さんめさんですか?」

三目「静かに、ここはお店ですから大きな声

を出すと、まわりのお客様の迷惑になります

よ」

かも「すすいません、霊能力者ですか?」

三目「はい、実は先程遠くからあなたを見て

良くない物を感じたので声をかけたのですが」

かも「はい」

三目「あなたは何か困ってますね」

かも「どどうしてそれを実は」

三目「いえおっしゃらなくても大丈夫です、

私の霊能力で見てみますので」

 指で印を作り。

三目「ウン、ああー、見えた、見えたぞこれ

は」

かも「え? 何が見えたんですか? 何か何

かわかったんですか?」

三目「ここれは、あなたにはお子様がいます

ね、そのお子様が病気、長く入院されてます

ね」

かも「え、わかるんですか?」

三目「ええそれぐらいは」

かも「どうしたらいいんでしょうか?」

三目「そうですね、あなたの家には、大きな

木が有りますか?」

かも「いえ、ありませんが、それがどうかし

ましたか?」

三目「そうですかよかった、もしもあれば娘

さんの病気は、さらに悪くなっていたかもし

れません」

かも「そうなんですか? え、今娘と言いま

したね、私はまだ何も言ってないのに、わか

るんですかそんなことも」

三目「ええわかりますよ」

かも「すすごいんですね、ではいったいどう

すればどうすればいいんですか私は」

三目「そうですね、んん、今回はかなり大変

そうなので、私の知り合いに相談してみまし

ょう、失礼電話をかけますので」

 そう言って席を離れる三目、しばらくして

戻って来た。

かも「どうでした」

三目「実はですね、私の知り合いに魔除けの

像を扱う物がいまして、相談した所今手元に

有るそうです、ただいつまであるかわからな

いんですが」

かも「そうなんですか?」

三目「ええ今ならお譲りする事もできるんで

すが」

かも「どうしたんですか?」

三目「いえそれが、今回は安いものは無いみ

たいで」

かも「いくらなんですか言ってください」

三目「ひゃ100万なんですが」

かも「100万! 100万ですか」

三目「いえ私も高いのはわかるんですが、そ

れ以上はどうにもならないらしく、すいませ

ん」

かも「そそうですか」

三目「どうされますか? 100万は大金で

す、私は無理にとは言いませんが、ただ後か

ら欲しいと言われても無いかもしれません、

どうされるかは」

かも「わかりました、100万それぐらいな

ら大丈夫です」

三目「いいんですね」

かも「はい」

三目「わかりました、では早速連絡をします

ので」

 購入後しばらくして、その後。

かも「ありがとうございます、娘の病気が治

りました、これも三目さんのおかげです」

三目「そうですかそれはよかった、でも安心

してはいけませんよ」

かも「えどういうことですか?」

三目「実は言いにくのですが、今度は息子さ

んに悪い事がおきそうなのですよ」

かも「えそんな、どうしたらいいんですか?」

三目「それは言いにくいのですが、また魔除

けの像が必要かもしれません」

かも「え、この前買いましたよね像は」

三目「はい、ただこの前のやつは、娘さんに

ついてる悪霊退治で力を使ってしまったので

もう使い物にはならないんです」

かも「そそんな」

三目「すいません、どうも思ったよりも、娘

さんについてるものが強かったみたいで」

かも「わかりました、それならもう一度連絡

してもらえますか?」

三目「いいんですか? あそれにあるかもわ

かりませんので、なければ諦めて下さい。で

わ連絡しますので」

かも「そんな神様」

 しばらくして。

かも「どうでした」

三目「それがですね」

 残念そうな顔する三目。

かも「ももしかしてなかったんですか? あ

あ神様私はどうしたら」

三目「落ち着いてください、落ち着いて」

かも「はい」

三目「いえ有る事はあったんですが、それが

ですね」

かも「いいから早く言ってくださいお願いし

ます」

三目「わかりました、それがあったことはあ

ったんですが、今度は前よりも値段が高くて」

かも「いくらなんですか?」

三目「それが」

かも「いいから言ってください」

三目「う、300万なんですが」

かも「ささ300万! ああ」

三目「どどうもそれしか今は無いみたいで、

、ただ今度の息子さんのやつは、前よりもか

なり強い悪霊みたいなのでそれでも」

かも「わわかりました、300万息子の為な

ら安いものです」

三目「わかりました、では連絡しますので大

丈夫ですよ」

 その後。

かも「ありがとうございます、三目様のおか

げで息子に何も起きませんでした。これで高

校の志望校にも無事行けそうです」

三目「いえいえ、私は人として当然の事をし

たまでですよ、困ってる人はほっとけないの

で」

かも「それで今日の話とはなんでしょうか?」

三目「実は言いにくいのですが、今度はあな

たに不幸が起きそうなので来ていただきまし

た」

かも「えー! そそうなんですか? わわか

りました、ではまた例の物をお願いできます

か?」

三目「ええでは早速連絡をしますので、大丈

夫ですよかもさん今度も上手くいきますから」

 想像の終わりです。

 まあ実際はもっと巧妙に行うのじゃがのう。

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