おはらい―42・抜く・・・・・・舐め・・・・・・うま・・・・・・ゆっくり
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東上は思った。
言わない悪口のたぐいだったのか? やは
り子供の妖怪なのか?
少し怒りのボルテージが下がった、という
より疲れた。
子供の喧嘩なのか、なんじゃそれは。
シャドー「本当です信じて下さい!」
シャドーはあの後も変な後遺症に悩まされ
たのだ、アンジュの悪口は二度と言うまいと
誓ったのだ、だいたいそのせいでしばらくこ
ちらにこられなかったのだ。
アンジュ「わかったでござる、信じてあげる
でござる」
アンジュは抜こうした刀を抜くのを止めた
刀かはわからないが、今回のアンジュの性格
はきつくない、どちらかと言うとおだやかだ
ラッキーだったかもしれない、Sアンジュな
らどうなっていたか?
ふん、許して欲しかったらな足の裏を舐め
な! そらーしっかりやれよ! はは! う
まいかうまいかそうかうまいか! はは!
んん、流石にこれはないか、いやあかんやろ
それは、ええか言っていいのはなゴ〇〇と呼
んで、ああ言っちゃった、言っちゃった、ど
うしようかな。ああ、あ時間だ、それじゃね
ー。
謎の言葉を残して男は座敷ワラジの頭の中
から去って行った。
な何が起こってるんだにょー。
まあたいていはそう思うはな。
誰だにょー。
俺かへへへへへへお茶おじさんやな、ちゃ
んとお茶飲まなあかんでさいなら。
お茶おじさんも座敷ワラジの頭の中から去
って行った。
わけがわからないにょー、お茶よりビール
がいいにょー。
どうやらただの頭の中の通りすがりの人み
たいだ。
シャドーは会話して思っていた。
前とは別人だけどいや虫だから別虫じゃな
いか。
東上「でお主の本当の目的はなんじゃ?」
シャドー「いえ遊びに来たのですが、何やら
出にくい状態なので待機していたわけです」
一応場の空気はよんでいたみたいだ、子供
の妖怪みたいだが、今は空気を読めない人間
も多い中、しっかり空気が読めるのに感心し
た。
人間でなく妖怪だが合格じゃな。
東上「そうか悪ささえしなければ何もいわん
ゆっくりしていくがいい」
東上は心の広い男だった。
シャドー「ありがとうございます」
「ペコリ」
とりあえず頭らしきものをさげるシャドー
これでここの客として居られるとシャドーは
思った。シャドーが気になっていたのはアン
ジュだ、どうなってるか思ったのだが、既に
人間にまで可愛がられてるのには驚いていた
しかもこの場所の主にだ、最強の状態だった。
シャドー「んん」
何か気になった、なんか考えられない事が
前回あったようだが忘れてしまっている、こ
この主が関係してた気がするが、シャドーは
例の技を掛けられた後、その前の記憶が一部
あいまいになっている、だがあいまいだけに
気持ち悪い。
「ヒョヒョヒョヒョヒョヒョ」
こんな声はしていた気がするが、それ以外
の記憶がぼやけている。




