おはらい―38・突っ込んで・・・・・・チチチ・・・・・・必要・・・・・・してやる
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座敷アザラシ「おやおや、勘違いとはどうい
うことですか? おやおや」
さっそく座敷アザラシが突っ込んで来た、
これは避けられない。
東上「んん、それはな悪霊を払うのは一人で
はできないということじゃ」
座敷アザラシ「おやおや、そうなんですか、
おやおや」
なるほどそういうことですか。
三上「切るだけならできるが、人ごと切って
も意味が無いしな」
すごいことをさらりと言う三上。
座敷アザラシ「き切るんですか? えー!」
驚く座敷アザラシ。
まさか人を切った事があるとか? おやお
や。
おやおやを言うのは忘れてるみたいですね
おやおや。
座敷ワラジ「切るのかにょー!」
驚く座敷ワラジ。
なんか物騒な話になってきたにょー。
アンジュ「切るでござるか、斬り捨て御免で
ござるな」
アンジュはかなり物騒な事を言ったが、こ
れは最近時代劇を見てるからだ。
東上「いやいや、アンジュそれはいけないこ
とじゃ」
アンジュ「そうなのでござるか?」
東上「そうじゃ昔は行われていたが、今はい
けないことじゃ」
アンジュ「そうなのでござるな。わかったで
ござる」
アンジュは賢い子だった。
そう昔の事じゃ昔のな。
東上「とにかく悪霊退治はな手間がかかるの
じゃ非常にな」
三上「そうだ、あまり言いたくないがな。チ
チチチ」
東上「ちがどうかしのか?」
座敷アザラシ「ちちチンチロチン? おやお
や」
三上「チンチロチンだと? 違う! 何がチ
ンチロチンだ! それはチンチロリンだ!」
座敷アザラシ「あいやー! チンチロチン違
うか! チンチロリンなのか! おやおや」
アンジュは思った。
これを言えばいったいどうなるか、だが何
かいやな予感がしたので今回はスルーした。
チンチロチンもチンチロリンも今は封印で
ござる。
賢い子だった。
東上「んん、チンチロリンがどうした?」
三上「いえ違います、違いますからチンチロ
リンではなく、そのチチチチーム東上が必要
と言いたかったわけです」
三上は思った。
いつかチーム三上にしてやると。
東上と言えば言われてまんざらでもなかっ
た。
チーム東上かなるほどのう、うまいこと言
うではないか、まあうまいこと言ったみたい
だが肝心な所でつまるとは、うまく言えなか
ったので小遣いアップは無しじゃな、やれや
れ修行不足じゃな。
厳しい判定をされていた。
座敷アザラシ「おやおや、それでは今度来た
ら話すしかありませんね、誤解が色々とある
ようなのでチンチロリンと」
三上「そうだチンチロリンと? んん、違う
使い方が!」




