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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―37・あー・・・・・・これでもいい・・・・・・ああ

文章のフォーマットを統一しました。

メルル「そうですねたしかに、ただそれはあ

ちらの世界の子供向け番組、それのヒーロの

話ですけど」

姫「え?」

 なに。

メルル「だから架空の話ですから」

姫「え?」

 なにを言ってるの。

メルル「だからそんな事ができる者はいない

ってことですよ」

姫「えそれは?」

 しばらく考えた後、あちらの世界の子供向

け番組? それのヒーロ? 架空の話? そ

んな事ができる者はいない。しばらくして。

姫「あ! あー! あーー! メルルあなた

またやりましたね!」

メルル「すすすいません、姫様があまりにも

素直な反応をされるのでやってしまいました」

 そうなんて素直な、いえすてきな反応でし

ょう。

 メルル真面目そうだがやる時はやる女だっ

た。面白くてちょっと涙目になっていた。

 どうやらさっきのは偶然みたいですね、メ

ルルは思った。はでにやって様子を見たので

すが、ちょっと残念に思ったが今はこれでも

いいかもしれない、そう姫様は。

メルル「フフ」

 メルルは誰にも聞き取れない小さい声で笑

った。

姫「ああ!」

 またメルルにやられてしまった。

 ただ姫は考えていた、メルルにやられた事

じゃない、あの人形の事だ。

 あの迫力あれは本当にNGのサインだった

のかしら。

 そこだけが引っかかる姫だった。

 そうでないなら私はどうなったのかしら。

 さあどうなったんでしょうか、それは誰に

もわかりません、こちらでは。

東上「結局逃げられてしまったか、時間をか

けて強力な結界を作ったのだが、んん」

 結界で防げないとなるとどうなっているの

か?

三上「父上、あれのメルルと言ってましたが

狙いはなんでしょうか?」

東上「んん、わからん、ただお前ができるこ

とを考えるとな」

三上「んん、なるほどそっち系のトラブルで

すか、それもかなり凶悪な。ただそうなら」

 そうただ悪霊を払うだけなら他にもできる

ものはいるのだ。そちらにいかずにこちらに

来たとなると・・・・・・まあまだわからな

いが、断られたのでこちらに来た事も考えら

れるが。

東上「そうじゃあやつは勘違いしておるな」

 困ったものじゃ、まあ情報と言っても知っ

てるものは少ないからな、これは当然か。

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