おはらい―34・イイイー・・・・・・入ってる
文章のフォーマットを統一しました。
姫「んん、そういえば何かまだあったような
あー!」
また姫は叫んでいた。
メルル「どうしたんですか姫様?」
本当に今日はよく叫びますね。今度はいっ
たい何でしょうか? まさか今日は叫びの日
ですか?
姫「そうよ、よく考えると小さいのもいたわ
何か子供の頭に乗っていたけど、そうよ喋っ
ていたわ」
メルル「小さいの? なんでしょうか? も
しかして虫ですか?」
姫「虫? キャー虫ですって! やめてよ気
持ち悪い!」
姫は虫が嫌いだった。だが女性ではこのよ
うな反応をする事じたいはおかしくない。
メルル「わかりました、ではどんなやつです
か?」
姫「そうね、小さい女の子みたいだったわ」
メルル「小さい女の子? 小さい女の子?
小さい女の子? ああー!」
姫「どどうしたの叫んだりして!」
メルル「まさか、まさか、まさか、あの伝説
の。ウフ」
姫「イ」
スイッチが入ったのもしかして。
メルル「どうしました?」
姫「いえ続けてちょうだい」
メルル「ではそれは妖精ですか?」
姫「妖精? んん、わからないけど、もしか
したらそうかも? でもそれより問題は」
メルル「んん、問題とはどんな事ですか?」
はていったい何があるんですしょうか?
メルルの頭の中は妖精も見てみたいと思って
いた。姫様ラッキーとしか考えてなかった。
メルル「ウフフフ」
密かに想像して笑っていた。頭の中はお花
畑かもしれない。もしメルルが変わりに行っ
ていたら狂喜の雄叫びをあげてたかもしれな
い。ななんですか! なんですか! なんで
すか! これはなんじゃこりゃーって言って
たかもしれない。いつも冷静なメルルだがゲ
ートキーパの仕事は忘れてたかもしれない。
結局メルルがいかなくて結果オーライだった
みたいだ。その姿を見た姫は。
姫「イ、イ、イー」
これは入ってる入ってる、かなりスイッチ
がやばいわ。
メルル「姫様どうしました? ウフフ」
笑顔が笑顔が怖いんですけど。
姫「いえ、いえなんでもないわ。なんでも」
メルル「そうですか? ウフフフ」
これはこれには関わってはダメよね。そうよ
そう、これは冷静にならないと、そうメルルが
暴走した時を考えて冷静にならないと、メルル
の能力は危険だ。だがまだ大丈夫だ、いざとな
ったらあれもあるし。
姫「んん、それより問題はあそこにいた者達が
それが当たり前のようにそれを受け止めていた
のよ」
メルル「姫様」
急に真面目な顔になるメルル。もう笑ってい
ない。これはいったい? でもよかったかも、
もとに戻ったみたいね。




