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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―33・もっと大きな・・・・・・すごい事になりそうな・・・・・・どんどん変な気持ちになってしまう

文章のフォーマットを統一しました。

姫「あの場に人間以外がいたかも」

 メルルは思った。

 姫様はいったい何を言ってるんでしょうか?

 どうもこの姫は時々わけのわからない事を

言うみたいだ。今度もそうだと思ったみたい

だ。

メルル「あの? 姫様犬でもいたんですか?

それとも猫でしょうか? ウサギは可愛いで

すね」

 メルルはペットが好きみたいだ。

姫「え違う! 違う! もっと大きな、そう

よあれはたしか? あ、あ、あ」

メルル「あ?」

姫「あ、あ」

メルル「あ、あがどうしたんですか?」

姫「あから始まる動物だけど出てこないのよ」

メルル「あ、あ」

姫「わかったの」

メルル「それはズバリアルマ、ジロウですね」

姫「アルマジロウ? 何か違うような」

メルル「違うんですか? アルマ、ジロウと

は」

姫「いえそうじゃなくて、ああー、何が違う

かわからない! ああー!」

 わかりました姫様違うんですね。今日はよ

く叫ばれますね。

メルル「わかりました。とにかく違うんです

ね。あ何でしょうか?」

姫「あ、あ」

 何か思いださいとすごい事になりそうな。

メルル「あ、あ、あ、アリ、アリ、アリ、ク

ウカイ。おー! 思い出しました。アリ、ク

ウカイですね」

姫「アリクウカイ? それもどこか違うよう

な」

メルル「又違うんですか? わかりました」

 ここれは早く思い出さないと。どんどん変

な気持ちになってしまう。

姫「あ」

メルル「思い出したんですか?」

姫「わかったわ! 何か変だと思ったけどア

ルマジロよ!」

メルル「アルマ、ジロだったのですか? ア

ルマ、ジロウではなかったんですね。まさか

アルマ、ジロとは」

 どうやらまだわかってないみたいだった。

姫「違うわよ! アルマジロウなんかいない

から!」

メルル「え? だからいなかったんですよね」

姫「ああー」

メルル「どうしたんですか? 姫様ご気分が

悪いんですか?」

 気分は悪いわよ。しかしこれはどう説明し

たらいいのよ。

 姫様おかわいそうに何を悩んでるんでしょ

うか?

姫「いいアルマジロウもアルマジロもいなか

ったのよ」

メルル「そうなんですか? では何がいたん

ですか? アリ、クウカイですか?」

姫「違う! それいないから! そう絶対に

いないから!」

メルル「あそうなんですね。あわかりました」

 姫様はいったいどうして興奮してるんでし

ょうか?

姫「本当にわかったの!」

メルル「はい」

姫「じゃあ言ってみて!」

メルル「それはアザラシですね」

姫「アザラシ違うわよ」

メルル「そうですか違うんですね。困りまし

たね。じゃあなんでしょうか?」

姫「あ思い出したわ! そうよあれはアシカ

アシカよ!」

メルル「なんだアシカですか、それはたしか

に大きいですね」

姫「そうよアシカよ。何で忘れてたのかしら」

メルル「アシカアシカアシカですか、ペット

でしょうか変わってますね」

 メルルは特に驚かなかった。メルルはアシ

カをペットとして飼う話をどこかで聞いてい

たような気がしたのでそんなには不思議には

思わなかったのだ。

 姫「違うのよ! 違う! それはああー!」

 更に叫ぶ姫声が高い。

 メルル「どどうしたんですか姫様?」

 姫様御乱心、あいつも事ですか今度は何で

しょうか? 何か食べたい物でも思いついた

んでしょうか?

姫「そうよ、たしか喋っていたのよ。思いだ

したわ」

メルル「え何にがですか?」

姫「それはあのね。もにょもにょなんだけど」

メルル「姫様又ですかもにょもにょではわか

りません。はっきり言っていただかないと」

姫「だって言っても信じてもらえないような

気がして」

メルル「それは聞いてからです。とにかく言

ってください」

姫「それはああ、それはアシカが喋ってた気

がするのよ!」

 姫は途中からやけになって声を出した。メ

ルルは少し考えてから。

メルル「アシカがですか? んん、そのよう

な情報は聞いた事がないんですが、そんな事

はあるんでしょうか?」

姫「私だってないわよ。ただそうよ、たしか

あの時色々と会話したわ。私の事をプロレス

ラーとか言って色々と突っ込んで来たのよ」

メルル「んん、えー! あれはアシカだった

んですか! アシカにしては饒舌なんですね!」

 メルルは珍しく叫んだ。メルルが気になる

事はそっちだった。あのようにこちらを惑わ

す喋りをしていたのがアシカとは、アシカで

も油断できないですね。

 いえそもそもアシカは喋りません。

姫「わからないわよ! そもそもアシカと会

話したのは初めてだし!」

 もっともな意見だった。

メルル「そそれはそうですね」

 でもできるならしたいかもとメルルは思っ

てしまった。姫様をうらやましく思った。

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