おはらい―32・ボボボボボーン
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メルルは思った。
姫様さえその気ならすぐなんですが、この
恥ずかしがりがなんとかならないものだろう
か、このダイナマイトボディさえあれば、そ
うダイナマイトボディ。ボボボボボキュ、ボ
ボボボボーンの体さえあればと思うメルルだ
った。男なんて涙を浮かべなくてもいちころ
だ。そうメルルは思っていた。
姫「あメルル」
何かを思い出した様に言う姫。
メルル「なんですか?」
姫「ミルミルとモルモルを出して欲しいんだ
けど」
メルル「えーまたですか」
渋い顔をするメルル。姫様またなんですか
姫様の悪い癖がまた。
姫「えいいでしょうお願い」
手を合わせてお願いする姫。
メルル「ししかたありませんね」
そういうとメルルは腕についてる金属を外
した。これは防具であり武器みたいだ。
メルル「ミルミルモルモル元に戻ってもいい
ですよ」
すると腕につけていた金属が動物のように
なった。これがメルルのガード獣だ。
姫「ミルミルモルモル久しぶりね」
ガード獣は姫にすりすりしててる。手を舐
めたりして、うう私よりも姫様になつくのは
どうかと思うんですが、まあこれも姫様の特
技なんですがガード獣にすかれるのは、そう
基本ガード獣は他にはなつかない。それでは
ガード獣の意味が無いのだ。ただし自分の武
器が手元に無いのは不安だ。そう自分の部屋
以外はまず外さない。この部屋は特別だ。し
かしこの部屋にいる時の姫様の護衛としての
自分の存在についてなんだかなぁと思ってし
まうメルルだった。
いつのまにかヨムヨムプルプルクロクロも
姫の近くにいた。ミルミルモルモルを触りな
がら姫は考えていた。実は姫にとってこの手
触りは心を癒してくれるのだ。ただこれは姫
が変わってるからだが。
姫「んん」
何かまだ気になる事があったような気がす
るんだけど、そうあの時はあれでもかなり緊
張していたのだ。
メルル「姫様どうしました」
姫「メルル何かまだ気になる事があったよう
な気がするのよ」
メルル「そうなんですか? 会話を聞いてい
る限り他は無かった様な気がしますが」
たしかにおかしな会話は多かったが、あれ
はこちらを混乱させる作戦とメルルは思って
いた。ただメルルは会話は聞いていたが映像
は見ていない。見ていればどうなったかわか
らないが、姫は思いだす。
姫「ああー!」
突然叫ぶ姫。
今のは発声練習じゃないですよね。
メルル「どどうしたんですか姫様!」
今度はいったい何でしょうか?




