おはらい―22・普通は考えますが
文章のフォーマットを統一しました。
座敷アザラシ「おやおやでもそれじゃあ向
こうが汚くしたら区別がつきませんよねお
やおや」
ナイスな意見だった。
メルル「たしかにそう普通は考えますが」
一部を除きみんなは思った。
それ以外の考えってあるのだろうか?
それ以外の考えなどあるのか?
おやおや他はわかりませんね。
それ以外もわからんが話が長い。
爆笑だけはほう。
他はわからないにょーこういう時は成り行
き今は見守る時だにょー。
それ以外の考えはあるでござるか?
これは単なる言葉の選択ミスであった。だ
が使い方としてはありうる使い方だ。
メルル「かの国では」
東上「んんその国はかの国と言うのか?」
メルル「いえそういう意味ではありません
この世界で言うかの国です」
東上「なんじゃそうか」
東上はがっかりした。手がかりがわかった
と思ったのだ。かの国ではなかったのか。
メルル「そうですねかの国ではなく正確に
はイノ国です」
東上「いの国じゃと」
こうもあっさり教えてくれるとは。
東上には驚きの連続だった。
メルル「あのまちがえてるかもしれないの
で書くとこうなります」
空中に文字を書いた。指先でイノ国となっ
ていた。メルル親切なやつかもしれない。
東上「ということはさっきの言い方ならイ
ノの国じゃな」
メルル「正解です」
「パチパチパチパチ」
メルルが拍手した。
東上は思ったこれはどういう意味じゃバカ
にされておるのか?
メルルは単に素直なやつだった。だがこの
性格が東上を更に困惑させた。
東上「この国がお主の国を真似ておるのじ
ゃな」
メルル「そうですただイノ国の王は王族は
皆派手好きなので絵が汚らしくなる事はな
いわけですわかりましたか」
座敷アザラシ「おやおやそういわけですか
おやおや」
メルル「そういうわけですおやおや」
座敷アザラシ「おやおやそれは真似しなく
ていいですよおやおや」
メルル「わかりましたおや・・・・・・ん
んんんわかりました。それとこの際だから
言っておきたいことがあります」
東上「なんじゃ」
メルル「私達には記憶を操作する力は有り
ませんから。ただ見たものが信じられない
ことなので記憶を封印するかは無くしたか
はわかりませんが」
正論だった。




