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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―21・話が進まない

文章のフォーマットを統一しました。

 メルル「んんさっきのはですね。ノリです

 から気にしないでください。すいません」

 「ペコリ」

 頭を下げるメルル。

 東上「な」

 座敷アザラシ「えー」

 三上「おー」

 爆笑「ふむ」

 座敷ワラジ―「にょーーーーーーーーーー

 ー」

 単なる繰り返しだった。メルルと言う者の

株が上がった瞬間だった。つかみどころがな

いやつと言う。

 アンジュは考えていた。

 ノリでござるか。

 メルルは思った。

 話が進まないですね。自分のせいですが。

 ちょっと困っていた。だってこんなにノリ

が良い人達とは思ってなかったから。ノリが

良すぎです。

 東上は思った。

 このわしがのせられるとはまだまだ世の中

は広い。

 世の中の広さはわかるのに自分の事は何も

わからない東上だった。

 座敷アザラシは思った。

 言ってみたがまあ良いでしょう。さてさて

この先どうなるんでしょうか?

 三上は思った。

 これは後何回続くのだろうか?

 ただこれは別にワクワクしていたわけでは

ない。茶番が何回続くかということだ。

 爆笑は何も考えていなかった。というかこ

れに関して考える必要が無いと思ったからだ。

 座敷ワラジは思った。

 まあこんなものだにょー。

 一部を除いてリアクションを考えるのがめ

んどくさいものたちだった。

 アンジュは他の事も考えていた。るいじん

えんとは? だが流れが違うので聞くのは止

めていた。賢い子だった。

 ただその後はどうなるか?

 メルル「んん失礼しました。本当の話です

 が」

 もはや次が本当かどうか誰にもわからなか

った。東上は疲れていたので反応しなかった

変わりに。

 アンジュ「本当の話聞きたいでござる」

 アンジュは思った。

 早く先に進めるでござる。

 賢い子だった。

 メルル「ではそれはそのような事をすれば

 わけがわからなくなるからですよ」

 東上は疲れたので様子見だった。パスの状

態だ。だがそれに異を唱える者がいた。

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