おはらい―5・なんかいいのがありますか
文章のフォーマットを統一しました。
三上「父上聞いてましたがあれは迷画じゃ
ないですよね」
父上は何を考えてるのか。
東上「んやはりわかったかあれはつくもじ
ゃ迷画とは別のものじゃ。迷画書きは少な
いが存在するが絵はすぐに売れてしまうか
らな。絵が引き寄せるか人が寄ってくるの
かわからんがその力はすごいものがあるそ
うじゃ」
三上「やはりつくもでしたか」
そこまではわかるが狙いはなんだ。
絵を置いて。
東上「おーいもういいぞ。おまえもあまり
悪さをしては燃やされるかもしれんぞ」
絵「すすいません何かどんどん扱いが悪く
なってやってしまいました。絵が喋ったら
とんでもないことになるのでストレスがた
まってしまって」
妖怪もストレスがたまるのか。
東上「ここでは好きにしていいぞ喋っても
驚くやつもおらんしな」
まあここの坊主はたいていの事では驚かん
からな。サチコもいるし。
三上「ただ声かけるなら暇そうなやつにし
てくれ。こいつならいつでもいいぞ」
示されたのは。
座敷ワラジ「え僕かにょー」
三上「おまえひまだろう時々相手をしてや
れいいな」
何故か命令される。
座敷ワラジ「にょーにょーにょー。そうい
えば新入りがいるからそっちにやってもら
ったらいいにょー」
これはなかなかいい案だにょー。やはり先
輩後輩の関係は大事だにょー。
座敷アザラシ「あうあうあう」
三上「んオットセイだったのか?」
これはどういうことだ。事実と違うと言う
やつなのかそれなら電話を変な事を考えてし
まった。
座敷アザラシ「違いますアウトってことで
す」
三上「そうかアウトかアウトが三回チェン
ジだな。ということはやっぱりおまえだ」
「ビシッ」
三上は座敷ワラジを指さした。
座敷ワラジ「ええどうしてそうなるんだに
ょー」
意味不明だにょー。
これは妖怪望の差なのか世の中とは常に自
分の思うようにならない。それを感じた時で
あった。
絵「兄貴よろしくお願いします」
さらに強烈な一撃が飛ぶ。もはやはりつけ
の刑だ動けない。
座敷ワラジ「兄貴にょー」
だが理不尽でも受け入れるしかないことも
ある。そうあきらめは大事だ。くよくよ考え
ずに忘れて楽しい事を考えるのだ。
三上「そういえばなんか名前をつけないと
な絵ではな・・・・・・よし」
絵「なんかいいのがありますか?」
時には妖怪も期待をすると言うが。




