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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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おはらい―4・人よりも時がわかるのよね

文章のフォーマットを統一しました。

 帰る時の車待ち。

 あの後は特に変な事は起こらなかった。起

こったのはあの部屋にいる時だけだ。

 おやぶん「ああやっぱり来てよかったなこ

 れで解決だ。おいおまえたち明日から仕事

 を頑張ってくれよハチも安心しただろうお

 まえが一番騒いでたからな」

 たしかに騒いでたけどあれは別の理由なん

だけどでも本当の事はいえないし。

 ハチ「はいこれで安心です」

 おやぶんは完全復活した。おやぶんが復活

しないとうちもやばいからこれで正解ね。

 おやぶん「もう問題は無いみたいだしなハ

 チにがんばってもらわないとな。さっそく

 また絵を仕入れないと」

 ハチ「はい」

 おやぶん「金さんもな」

 金さん「はい」

 こうして。

 何かモヤモヤと気になるが考えてもしかた

がないので私は考える事を止めた。私達はこ

の場所を後にした。車中で帰る時だ。来る時

より車に乗ってる時間が長い気がするけど信

号とかの事を考えても長すぎるわね。まあ私

の能力の一つだけど人よりも時がわかるのよ

ね。なんてそんな能力なんてないし私の時計

は音声で時刻を教えてくれるからだけどでも

もう駅についてもおかしくないのにおやぶん

と金さんは何も感じないみたいね。おやぶん

はハッピー気分なので何も感じないのかしら。

 「グオーグオーグオー」

 どうやらおやぶんは寝てるみたいね。やは

り寝不足だったのかしら。まあ気持ちはわか

るけど私は幽霊の添い寝にも慣れてきたけど

金さんはよくわからないわね。

 その時金さんは別の事を考えていた。

 あんな人形が欲しいっす欲しいっす。

 なぜか物欲にまみれていた。

 あの人形はどうやったら手にはいるんすか

ね。

 やはり変わった男だった。しかしバカにし

てはいけない。彼はあの人形を手に入れるか

もしれないのだ。

 車が止まった。

 謎の男「着きました」

 「ガー」

 車の扉が開いた。ヘルメットを外して見え

るようになったのだがここはどこなの。いっ

たいどこそこは見たことの無い場所だった。

何もないと場所と思ったら。事情で駅の手前

で降ろされたみたいだ。その駅だがまた違う

場所だった。どうやら帰りに道が混んでるの

で降ろす駅を変えたみたいね。ただこれは本

当に道が混んでたのかしら。それとも場所を

特定させない為かしら。まあとりあえず無事

に帰る事はできるみたいね。行きかえりの時

間がわかれば場所も探られる可能性があるか

らかしら。だがこれは実に頭が良い方法ね。

行きはできるだけ早く帰りは遅くすることで

こちらの心理的負担を減らしてるみたいね。

問題が解決するまでは精神が安定しないが逆

に解決すれば多少時間がかかってもストレス

は感じないものだし寝ちゃってる人もいるし

ね。

 その後。

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