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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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都市伝説六―10・最後の手段

文章のフォーマットを統一しました。

 明日香「グギギギギ動けないんですけどグ

 ギギギギ」

 ああやっちゃったそりゃこうなるよねこれ

は猿の法則だ。猿だねって言ったら恐ろしい

ことになるけど。

 明日香「どどうなってるのよこれ」

 「ピュルルルルン」

 僕の頭に何かが走った。やばい怒りの矛先

がこっちにきそうだ。危険なオーラをまとい

出した気がする。面白がってると手遅れにな

るかも。

 僕「まった」

 しかし明日香の動きは止まらない。かわら

ずもがいてる。これは声が聞こえてないのか

まずい怒りで我を忘れている暴走してるのか?

どうしたらいいんだ考えるんだ。もはや笑っ

てられる状態はとっくにこえていた。しかた

ない僕は最後の手段に出ることにした。ある

ものをもってきたそれはコーヒーだ。

 僕「お嬢様コーヒーの時間ですよ」

 「ビクッ」

 反応したコーヒーの匂いに反応してるんだ

うまくいくだろうか? さらに下敷きであお

いで匂いをおくる。

 「パタパタ」「パタパタ」

 僕「ほらほらコーヒーの匂いだっせ」

 「ビクッ」「ビクッ」「ビクッ」「ビクッ」

 すると。

 明日香「はっコーヒーこれはコーヒーの匂

 いがするわね」

 成功だもどってきた。

 明日香「コーヒー」

 ゾンビみたいに手をのばしてきた。

 僕「明日香ぬいぐるみを離したら大丈夫だ

 から」

 明日香「コーヒーえぬいぐるみ。コーヒー

 えぬいぐるみ。えあ本当本当に本当に本当

 よねね。そうよね本当ね。あ本当だ」

 ここまで信用がないとはやれやれだぜー猿

は握った物を離さないらしい。まあ人間もと

っさには離せないらしいがこれが猿の法則だ

しかも怒りに支配されてしまった。まさか何

か特別な力が働いていたのかこれはまだ何か

あるかもしれないな慎重にしないと明日香は

コーヒーを飲んでいる。インスタントだけど

もちろんブラックだ。それを美味しそうにま

あ落ち着くだろう。

 しばらくしてコーヒーを飲み終わった後。

 明日香「んんんんんん」

 僕「どどうしたの」

 今度は何だろう。

 明日香「ねえこんなことがこんなことが起

 こるなんてこれって魔物のぬいぐるみ決定

 じゃないねえ」

 声が震えてる。

 僕「そうだね」

 な何をいまさら言ってるんですかお嬢様そ

れほど気が動転してたんですか? そうだこ

れは注意が必要だ。危険物注意だ爆発したら

大変だ。

 明日香「あんたこわくないの?」

 キャー怖いって言って欲しいんでしょうか

困りました。

 僕「ああだから一つなら大丈夫だから」

 ちん火させないと。

 明日香「あああ。ああ」

 「ヘタッ」

 またしても自分を見失った見失ってしまっ

た。だけど私が普通でしょ。なんでこんなに

落ち着いてるのよ。

 明日香は知らないけど母さんが出そうとし

て無理だったし母さんが言うには今は変な気

配はしないみたいだから。専門家の母さんが

言うんだから信頼できると思う。まあだから

落ち着いてるんだけどそうでないなら色々と

考えてるかもただこれは明日香にも秘密だし

な。それに僕が能力者ならこのぬいぐるみを

部屋から出せるはずだ。できないのはこのぬ

いぐるみがホールドされている。あるいは動

かせないのはぬいぐるみの意思かいずれにし

ても今は何もできない。

 明日香「調べましょう」

 僕「な何をえ?」

 明日香「私が持って行った方のぬいぐるみ

 がどうなったのか」

 えそれってやぶへびにメンドーサ一号の行

った所か興味はあるけど。

 僕「ままじですか?」

 明日香「まじよまじまじ大まじよ」

 明日香に火が着いたみたいだ復讐でもする

んだろうか? だが今日は時間が無い。明日

香の都合が良い日と言うことで解散になった

明日香は不安がってるが僕は期待でワクワク

していた。次は何が起こるんだろう。この話

は論理的ではない。ただそれを論理的にする

方法があるのか? そこは知りたいと思って

しまう。

 「キャー」

 救急車「やばい。やばい。やばやば。やば

 い」

 パトカー「やばい。やばい。やばい」

 店の人「やばい。やばい。やばいのさー」

 げんたろう「やばい。やばい。やばやば。

 やばい」

 たけし「やばい。やばい。やばやば。やば

 い」

 ?「クッククククククク」

 

 都市伝説六おしまい。

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