都市伝説六―5・マジック
文章のフォーマットを統一しました。
考えてますよーそうだあんた悪いけど頼ま
れてくなれないか。
声が聞こえた。
え私ですか?
この部屋にいる女の子にちゃんと考えてる
から安心するように言って欲しいんだけど。
声が聞こえた。
え。
頼んだよ。
声が聞こえた。
わわかりましたおまかせください。
こちらでは。
声が聞こえた。
あのこの部屋にいる男の方から考えてるか
ら安心するように言われましたので。
えそうなのわわかったわ了解したって言っ
といて。
声が聞こえた。
はいじゃあそう伝えますので。
あらあれは何だったのかしら。
こちらでは。
僕「んん」
どうしたら。
声が聞こえた。
あの了解らしいです。
ありがとう。
僕「んん」
どうしたら。
声が聞こえた。
あの何を悩んでるんですか?
実はね。
声が聞こえた。
なるほどそうなんですか。
そういえば君は誰だい。
声が聞こえた。
私ですか私は考えてますよーの吉田です。
吉田さん君どっちですか?
声が聞こえた。
そうですね吉田君でお願いします。
わかったじゃあよろしく吉田君。
声が聞こえた。
はいよろしくお願いします。
吉田君と相談した結果。
僕「わかったあれは母さんが何かしてふた
が飛んだ音だよ」
さすがにふたがふっとんだとは言わなかっ
た。吉田君にNGを出されたのだ。だが考え
ていた。あれそれって布団の話では布団がふ
っとんだでは吉田君も僕も勘違いしてたみた
いだ。
明日香「えおばさん何やってるの」
僕「わからないよ母さんのことは」
明日香「そうねたしかに」
まあこう言っておけば大丈夫かまあ後で調
べるけど母さんの事は明日香もわからないみ
たいだしここは母さんを利用させてもらおう
これが吉田君がだした答えだ。
声が聞こえた。
わかりましたそうですねじゃあお母さんが
何かやった事にしましょう。
えそれはそうかナイスアイディアだよ吉田
君。
声が聞こえた。
よかったですあすいませんそろそろいかな
いとでは失礼します声をかけてもらって楽し
かったですよ。では。
吉田君は行ってしまった。
明日香「そういえばさっきの伝言は何なの?」
僕「あああれは考えてますよーの吉田君だ
よ」
明日香「吉田君ねありがとう吉田君」
僕「彼はもういないよ仕事で別の場所に行
ったみたいだ」
明日香「そうなのいそがしいのね」
僕「そうみたいだね」
何事も無く喋ってる二人だがこれこそ吉田
君マジックだ。残念ながら吉田君の存在はす
ぐに忘れてしまう。吉田君がどこへ行ったの
かそれは吉田君にしかわからない。




