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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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第九十一章 都市伝説六―3・明日香が言われた不思議な事

文章のフォーマットを統一しました。

 回想シーン。

 店の人はおじいさんだった。

 店の人「お嬢さんこれはあんたが持ってい

 きなさい」

 明日香「ええどういことですか?」

 店の人「私にはわかるんですよ。この本は

 あなたのものです。本が言ってるんですよ」

 明日香「え本が」

 店の人「この仕事を長くやってるとね時々

 なんですが本の声が聞こえるんですよ」

 明日香「そそうなんですか?」

 店の人「ええだからそれはお嬢さんのもの

 ですよもっておいきなさい」

 回想シーン終了。

 私は本をもらって古本屋を後にした。

 僕「何それ」

 本って喋るんだ聞いたことないけど。ああ

でも教科書が喋りだしたらうるさくて大変だ

から喋らなくていいや。

 国語の教科書「国語国語国語」

 数学の教科書「数学数学数学」

 もういい考えただけで恐ろしい。

 明日香「わからないわ・・・・・・それで

 もらったんだけど」

 僕「どうしたの?」

 明日香「それがねそれが部屋に置いて置い

 たら消えてたの」

 僕「消えてた? 誰かが捨てたとか?」

 明日香「いくらなんでもそんなことはしな

 いわよ綺麗な本だから。それで確かめたい

 のよ」

 本当は机の上に置いたらまた会いましょう

って言って消えたんだけど今は話さない方が

いいかもまた会いましょうこれも気になるし。

 僕「何を?」

 明日香「あんたのあんたのぬいぐるみをよ」

 ということで。

 僕「ただいま」

 どうやら母さんはいないみたいだ部屋に行

くことに。

 明日香「おじゃまします」

 「ヒーン」「ヒーン」「ヒーン」

 明日香「本当・・・・・・誰もいないみた

 いね」

 「ヒーン」「ヒーン」「ヒーン」

 「ポタンポタン」

 明日香「おばさん台所にもいないみたいね」

 僕「母さん用事があるって言ってたから。

 ぬいぐるみは2階だから」

 「ヒーン」「ヒーン」「ヒーン」

 明日香「ええ」

 二人で階段を上がる。

 「キイーキイーキイーキイー」

 「ビシシッ」

 視界に入って来た。

 「ドーン」「ドキンドキンドキンドキンド

 キン」

 いたまだいたやっぱりいたのね。こうやっ

て見てるとどこにでもあるぬいぐるみなんだ

けど・・・・・・いえやっぱり感じる。かす

かだけど何かわからないけど前はわからない。

 僕「でどうするの」

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