得体の知れないもの―19・どうしてこんなことに
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声が聞こえた。
あっち。
座敷娘「あんたまだいたの」
こだましし「そうあっち」
ヒュー「やっぱりここは何かあるんですか
ね?」
こだましし「わからないあっち」
座敷娘「あああんたに聞いたんじゃないか
ら」
シャドー「こんなやつがいるんだな」
座敷娘「でも私も初めてよ見たのは」
ヒュー「そうなんですかやっぱりここは何
かあるんですかね?」
こだましし「・・・・・・」
こだまししは答えなかった。わかったこと
がやっぱりあれかアンジュはビールをねだっ
ていた。酒が欲しかったのか。
アンジュ「パパパパのビールが飲みたいの
ねえちょうだい」
座敷ワラジ―「ちょちょっとだけにょー」
アンジュ「わーい」
「グビグビ」「プハー」
まああのサイズなら量はしれてるけど大き
さも元に戻ったみたいね。
次の日私は真実を知ることになる。
座敷娘「ななななんじゃこりゃー」
それは石だ綺麗な模様の石があった。
座敷娘「どどどどうしてこれがこんな所に」
その石に見覚えがあった。それは昔の事だ
ある時私はとても綺麗な石を拾った。それは
妖怪でさえあまり行かない場所だ当然人間な
どいない。
座敷娘「何何これ綺麗な石ね。綺麗だから
持って帰ろ」
私はそれをネックレスにして首に下げてい
た綺麗だったからだ。
座敷娘「わあなかなかいいわね」
だがそれはある日割れていた。中に何かあ
ったみたいだがそれは見つからなかった。
「ガクッ」
座敷娘「どうしてこんなことに」
あの時はがっかりしたが何か疑問も残った
それが今やはりこれはあれなのかしら。
だがこの妖怪はわかってなかった。最初に
接触していたことこれがどういうことを意味
するのか。
だんだんわかってきた。どうやら私の研究
もかなり進んだみたいだ。
石から声が聞こえた。
石「時間ですよ」
「ピシピシピシピシ」「パリーン」
石にひびが入り石が割れてアンジュが出て
来た。
アンジュ「おはようございまじゅ。にゃー」
座敷娘「おおはよう。えにゃー」
研究もかなり進んだなと思ったがまだまだ
まだ始まったばかりみたいだ。まだまだ続き
そうだ。
ヒュー「ワンタンワンタンワンタンワンタ
ンワンタンワンタンワンタンワンタン。メ
メン。メンマ」
シャドー「ワンタンワンタンワンタンワン
タンワンタンワンタンワンタンワンタン。
メメン。メンマ」
おもいやみ「ワンタンワンタンワンタンワ
ンタンワンタンワンタンワンタン。ワンタ
ン。メメンメメン。チャーシュ」
ミーちゃん「ガタガタガタ」
こだましし「あっち」
アンジュ「プハーじゃあーね。また見てね」
得体の知れないものおしまい。




