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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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ノッペさん―34・何を言ってるんですかまってくださいよ

文章のフォーマットを統一しました。

 竹山君「あのすいません。ちょっとお聞き

 したいことがあるんですが」

 おばさん「おやあんた」

 竹山君「はい」

 おばさん「ナンパかい?」

 竹山君「ナンパナンパえー違いますよ。何

 を言ってるんですかまってくださいよ」

 おばさん「あははははあはははは。冗談冗

 談だよ。そんなに驚くことかい。でなんだ

 い」

 竹山君「いえこう見えてあの気が小さいの

 で脅かさないでくださいよ。はいお願いし

 ます。あ失礼しました。それでですね。あ

 のあそこの坂の一番上の家なんですけど」

 おばさん「いいよああ坂の一番上の家。あ

 ああれかいあの幽霊屋敷のことかい。お化

 け屋敷とも言うけど」

 竹山君「幽霊やしきお化け屋敷。えーなん

 ですかそれは」

 おばさん「んんなんでも住んでいた人がね

 奇妙な死に方をしてね。それからさ誰も人

 がよりつかないんだよ。なぜかあの場所に

 ずっとあってね。とりこわすとさらに災難

 が起こると言われてて恐ろしくて放置して

 るって話だよ。聞いた話じゃ前に壊しに来

 た業者に不幸があってね。かなり亡くなっ

 たらしいよ。それいらい誰も手を出せない

 んだよ。これはあくまでも噂だけどね」

 竹山君「え本当ですか? 私この前あそこ

 の家に呼ばれて食事もしたんですが」

 おばさん「えーあの家でかいあんた」

 竹山君「はい」

 おばさん「ものずきだね」

 竹山君「えーいやいやいやいやいや。その

 時は綺麗な新しい家だったんですよ」

 おばさん「あんたそりゃあ場所を間違えて

 るんじゃないのかい。それとも目が悪いの

 かい。だとしたらそうとうだけど」

 竹山君「目が悪いたしかに悪いんですがそ

 こまではそれにもう何回も来てるので間違

 えるなんてことは」

 おばさん「そうかいだとしたら一つしかな

 いね」

 竹山君「一つしかないどういうことですか?」

 おばさん「あんたそれはつかれてるんじゃ

 ないのかい」

 竹山君「つかれてるまあそうですね。たし

 かに最近は忙しくてそうかもしれません」

 おばさん「忙しい何言ってるんだい。違う

 よ違う。そっちじゃなくて変な物にってや

 つだよ。なんか変な物につかれてるんじゃ

 ないのかい」

 竹山君「へ変な物えー変な物。いえいえい

 えいえいえ相手は会社の同僚なので」

 おばさん「んんわからないね。ただ」

 竹山君「ただどうしたんですか?」

 おばさん「たしかにあんたみたいなことを

 言ってた人がいたんだよ。だけどねよくわ

 からないしその時は誰も信じなかったんだ

 けどで本人も少しお酒が入ってたみたいだ

 しね」

 竹山君「そそうなんですか? わかりまし

 た。どうもすいませんでした」

 おばさん「いえどういたしましてであんた」

 竹山君「はい」

 おばさん「私の連絡先は聞かなくていいの

 かい」

 竹山君「えーナンパじゃないですよ。違い

 ますよ」

 おばさん「あはははは冗談だよ冗談。じゃ

 あ私は行くから家はすぐそこだから」

 竹山君「すぐそこですか? はあはい。あ

 ありがとうございました」

 竹山君「なんか強烈な人だったな。んんど

 うなってるんだ。彼は一人みじゃない奥さ

 んも子供もいた。そういたんだ。それが消

 えた消えたんだぞ。ありえないありえない

 ぞ。これはそれに最近も彼の家の庭でバー

 ベキューパーティーをやったじゃないかこ

 れはそうだもう一度他の人にも聞いてみよ

 う」

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