ノッペさん―31・それは正解かわかりませんが考えられる事はあります
文章のフォーマットを統一しました。
所長の斎藤さん「それはしかたないよ今回
の出張だがかなりのハードスケジュールだ
ったんだろう?」
目輝「ええまあ」
所長の斎藤さん「でどうだね例のプロジェ
クトはうまくいきそうかね?」
目輝「そっちの方はおかげさまで何とかう
まくいけそうです」
所長の斎藤さん「そうかそれはよかった」
目輝「ありがとうございます」
所長の斎藤さん「でさっきの話だがね斎藤
君のことだがどうやら彼とは違う人物みた
いなんだ」
目輝「そうなんですか?」
所長の斎藤さん「そうなんだ彼にはアリバ
イが有るみたいなんだがだが上の決定は絶
対だからね私もつらいんだよ本当に」
目輝「まあグループにとってはこんな遊園
地は眼中にありませんから。あ失礼しまし
た」
所長の斎藤さん「いいよいいんだ本当のこ
とだ。たしかに税金対策とはいえ私は常々
がんばってきたんだが上にはつたわらない
みたいで予算もあまりまわしてもらえない
からこのありさまだよ」
目輝「ただ今回の人気については上も予想
外すぎてどうするか考えてる最中でしたが
まさかこんなことになるなんて」
所長の斎藤さん「何もなければ何もないで
それは問題なかったんだがんん」
目輝「複雑ですね斎藤さんの立場としては」
所長の斎藤さん「そうなんだよ。ただわか
らないのが個人であんなことができるのか
ね私には信じられないのだが」
目輝「それは正解かわかりませんが考えら
れる事はあります」
所長の斎藤さん「本当かね私には見当もつ
かないんだが君は何ものなんだね。そんな
ことを知ってるなんて」
目輝「実は私の母方の家系は探偵なんです
よ」
所長の斎藤さん「た探偵だって」
目輝「シャーロッテ・アンジェリリーナを
知ってますか?」
所長の斎藤さん「シャーロッテ・アンジェ
リリーナたしか有名な推理作家だね」
目輝「私の祖母です。それで祖母も若い頃
は探偵でした」
所長の斎藤さん「何そうだったのか探偵は
知らなかったが読んだことがあるよ。「歪
んだ歯車に挟まれた人々」「どこからか飛
んでくる人々」あれはすごい作品だよ」
目輝「ありがとうございますよくご存知で
すね」
所長の斎藤さん「常識では考えられない事
件を起こすのは鬼の神と書いて鬼神実は巧
妙なトリックなんだが誰にもわからない」
目輝「はい」
所長の斎藤さん「その事件を解決するのは
14歳の超天才少女フィード・アイリス。
たしか決めぜりふは「わかったわアイリス
にわからないことはなにもないのよフフフ」
だったね」
目輝「はいそうです私も祖母の作品は全て
読みました」
所長の斎藤さん「そうだったのかでさっき
の話だが君の考えを聞かせてくれるかね」




