ノッペさん―１０・質問せずにはいられない事
文章のフォーマットを統一しました。
ももさん「どうやらわかったみたいだな」
座敷アザラシ「もしかして守ってくれてた
んですかガンマンさんが」
ガンマン「さすがにリンゴさんに悪名がつ
くのは困るからな」
座敷アザラシ「えでもこの状態はなんかい
ろいろと壊れてるしボロボロだし手遅れじ
ゃ」
ももさん「大丈夫だ」
座敷アザラシ「何が大丈夫なんですかそこ
ら中めちゃくちゃじゃないですか」
ももさん「まあ見てたらわかるよ。しかし
今回も派手にやらかしたな。こいつはああ
ガンマン頼めるか」
ガンマン「はいすぐにではハアーヒイーフ
ウーフルサトノウゼイ」
すると手のひらの目から何かが放出され壊
れた物が元に戻っていく。なるほどリンゴさ
んは危ない妖怪止まりなのはガンマンさんの
おかげなのかなんて便利な能力だろう一家に
一台欲しい方だ。
座敷アザラシ「あのガンマンさんに質問な
んですが」
ガンマン「何サインでも欲しいの」
座敷アザラシ「いえそれはいいです」
ガンマン「あそうなので何」
座敷アザラシ「あのもしもですよもしも私
がバラバラになっても元に戻るんですか？」
ガンマン「戻るよ」
座敷アザラシ「すごいですよそれは」
何それなんて便利なの。復活の呪文みたい
な感じかしら。
ガンマン「但し」
但しなんだろう。
座敷アザラシ「但し何なんですか？」
ガンマン「魂がおまえのかわからないぞ違
うのが入ってたりして」
座敷アザラシ「ハアー違うのが入ってる。
違うのがって違うのってダメじゃないです
か」
ガンマン「あたりまえだ。そんなには都合
よくなってないんだこの世界は」
そうかですよね。そうはうまくいかないで
すよね。
座敷アザラシ「わかりましたアウトってこ
とですね。それともう一つ聞きたいんです
が」
ガンマン「何まだなにかあるの何」
座敷アザラシ「あのさっきのかけ声なんで
すけど」
ガンマン「あああれね。よく聞かれるから」
座敷アザラシ「そうなんですよ。気になる
じゃないですかもしかして納税してるんで
すか？」
ガンマン「妖怪がそんなものするか」
座敷アザラシ「じゃあなんなんですかあれ
は」
気になるんですけど。
