ノッペさん-2・妖怪が大事にしてる事
文章のフォーマットを統一しました。
座敷娘「それにね他の話でもタヌキやキツ
ネが化けたことになってたりするのよ」
ヒュー「うーなるほどそういうことですか」
これはつらいですね。存在を否定されてる
わけですから。
座敷娘「それにね当時の話を聞くと」
ヒュー「当時がどうしたんですか?」
まだあるんですかいったい何が。
座敷娘「それはおいてけさんが完全主義者
でね」
ヒュー「はあー完全主義者ですか」
座敷娘「リハーサルがすごかったらしいの
よ」
ヒュー「リリハーサルそそんなことをやっ
てたんですか?」
おいてけさんすごい妖怪だったんですね。
色々な意味で。
座敷娘「当時はね携帯もなかったから大変
だったみたいよ」
ヒュー「なるほどたしかにそうですね」
何の話でしょうかとりあえず言ってみまし
たが。
座敷娘「ずっと待機してて大変だったらし
いのよなんでも弟さんがね」
ヒュー「弟さんがどうしたんですか?」
弟さん弟さん何でしょうか。
座敷娘「いや蕎麦屋のおやじってことで普
通の人が来たらあやしまれるから本格的に
そばを作る練習をして今では人間の世界で
も活躍してるらしいわ。ただ当時は相当大
変だったみたいで」
いったい何をやらせてるんでしょうか。
ヒュー「それはすごいですね。どうやって
人間にあ」
危なかったです。人間がいるのを忘れてま
した危ない危ない。
座敷娘「まあそれは置いといてようはせっ
かくがんばったのに自分達の活躍になって
ないのがショックみたいで」
回想シーン始まり。
ここは妖怪専用バー色々なお酒が有る。
座敷アザラシ「あれノッペさんじゃないで
すか来てたんですか?」
ノッペ「あああアザラシさんですかええこ
こにはたまにくるんですよ」
ウイスキーを飲んでる妖怪がいる。だが様
子がおかしい。
座敷アザラシ「どうかしたんですか?」
ノッペ「いえ知り合いの妖怪と話すことが
有りまして昔の事を思いだしていたら飲み
たくなったわけです」
座敷娘「昔の事ですか」
ノッペ「そうですよ聞きたいですか笑えま
すよ」
座敷娘「えー笑える」
これはいやな予感が妖怪の話で笑いはまず
い。人を驚かすことで評価されるからだ。で
その後聞かされたわけだ。
ノッペ「どうですか笑えるでしょう。私も
まさかこんなことになるなんて」
私はこれ以上何も言えなかった。この妖怪
があわれすぎて。
回想シーン終了。




