日常―6・ダメダメダメ名前が違うダメダメダメ名前が違う私の名前そうじゃないいつもみんなで間違えてなんでどうしてこうなった名前をいつうも間違えられる
文章のフォーマットを統一しました。
ドロン「そもそもですよ。私の名前にはド
ロンなんて入ってないんですがどこにもそ
うどこにもです」
座敷娘「んんあららたしかにそうね。どう
してこうなったのかしら」
座敷ワラジ「それはたぶんドロンと言って
出たり化ける時もドロンと言うからだにょ
ー」
座敷娘「たしかにそうね。と言うことは」
ドロン「と言うことは?」
座敷娘「自己責任ね」
ドロン「えーそうなるんですか」
座敷ワラジ「まあそうなるかにょー」
座敷ワラジは腕を組みながら答えた。
ドロンはしばらく考えてから答えた。
ドロン「じゃあドロンでもいいですけどそ
うだイランドロンと読んで下さい。それな
らいいです」
座敷ワラジ「イランドロンどこかで聞いた
ことがあるにょー」
座敷娘「えーイランドロンって言えばたし
か映画俳優じゃない。何言ってるのよ。却
下よ却下」
座敷ワラジ「そうだにょー映画俳優だにょ
ー」
さすがに映画俳優はね。ちょっと問題があ
るかも。
ドロン「だめですか」
やっぱりだめだったか。
座敷ワラジ「だめだにょーイランだけなら
いいにょー」
バッサリいくんですねバッサリ。
座敷娘「それはいいわね。と言うことであ
んたはイランにしましょう」
なんだろう前よりもかなり酷くなってるん
ですが。
イラン「イランですかそれはあんまりにも
ひどすぎなんじゃ」
おまえはイランって言われてるみたいじゃ
ないですか。
座敷ワラジ「じゃあどうしたいんだにょー」
ドロン「じゃあてみじかなところでヒュー
で」
座敷ワラジ「まあそれがだとうかにょー」
座敷娘「じゃあそうしましょうか」
まあこうなるんですが。
ヒュー「じゃあそういうことで」
しかししかしこれで何回目だろう。次もた
ぶんドロンになってるんだろうな。なぜか忘
れられるんだよなみんなから。
彼はそれが自分の体質と理解してなかった
全て問題が解決したと思った時に。
ヒュー「実はさらに大事な話があるんです
が」
座敷娘「え何まだ何かあるの」
まだあるって何が有るって言うの。
まだ何かあるのかにょー。




