日常―5・厳しい厳しい世界残念残念すぎる行動
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すぐさま札があがる。座敷ワラジは1点だ
だが座敷娘は0点だった。厳しいそう芸の道
は厳しいのだ。
ドロン「あいかわらずみなさん厳しいです
ね本当に」
スルー。
座敷ワラジ「それより聞きたいことがある
にょー。さっきのビールはおまえが化けて
たのかにょー。まさか」
さすがにこれには驚くドロン。
ドロン「そんなわけないでしょ。気持ち悪
いことを言わないでくださいよ。声は声飛
ばしですよ。さっきはビールに声を飛ばし
てただけですから変なことを言わないでく
ださい」
座敷ワラジ「安心したにょー」
こっちも安心しましたよ。そんなことを考
えてたんですね気持ち悪い。
ドロン「わかってもらえてこっちも安心し
ましたけどいやさっき飲みだした時はビッ
クリしましたけど普通は怖くて投げ捨てる
んですけど」
ほんとそこはすごいです褒めてあげますよ。
座敷ワラジ「そんなもったいないことがで
きるわけないにょー」
座敷娘「これは執念。そう執念がなせる技
ね。私には無理だわ。次はどうするのかし
ら」
座敷ワラジ「決まってるにょー次は天を・
・・・・・」
そうやって上を指さしてかたまっている。
しばらくして。
座敷娘「いきおいだけでその後は考えてな
かったみたいねなんて残念なの」
ドロン「ああ残念すぐる」
座敷ワラジ「誰がすぐるだにょー」
ドロン「じゃあ残念みのる」
座敷ワラジ「誰がみのるだにょー」
声が聞こえた。
おー帰って来てるな。帰って来てるじゃな
いか。
ドロン「そういえばいつのまにか帰って来
てる今気がついた」
座敷娘「あら帰って来たのねおかえりなさ
い」
座敷ワラジ「たただいまだにょー」
ドロン「しかしさっきの話ですが私にも無
理ですね」
座敷ワラジ「おまえが言うなにょー」
座敷娘「あんたが言うなんてね10年早い
のよ」
ドロン「すいませんおちょうしにのってし
まいました」
そういってどこからか取り出したおちょう
しの上に乗っている。両手には広げたセンス
が。二体は思ったなんて器用なんだろう。
ドロン「でさっきの話ですが」
座敷娘「まだ何かあるの。本当にあるの」
ドロン「ありますよ。あるじゃないですか
。まじですよまじよく考えてくださいよ」
考えてもらったらわかるんだけどな。
座敷ワラジ「今さら何を考えるんだにょー」
すでに考えることを放棄されてる気がする。




