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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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フードファイター―17・ボルボの用事

文章のフォーマットを統一しました。

 ボルボ「おまえさん異界から来たんだろう」

 さっき聞いてたと思うけどこれは確認それ

とも話あわせどっちかしら。どうやらお嬢ち

ゃんはこっちの様子を見たかったみたいだ。

まあずっとお嬢ちゃんでも困るが。

 リンダ「異界そうね違う世界から来たみた

 いね。もしかしてあんたも」

 ボルボ「ああそうだおれも異界から来たん

 だ」

 リンダ「うおーねえ何これ。あれも何えー

 えーえー」

 見たこともないものに興奮しまくるリンダ

リンダの行動にあわてるボルボ。あまりにも

目立つ。あわてて止めに入るボルボ。

 ボルボ「お落ち着け。おまえはおのぼりさ

 んか」

 リンダ「へおのぼりさんって何それ」

 ボルボ「都会に出て来た田舎者かってこと

 だ」

 リンダ「い田舎者。クアー誰が誰が田舎者

 じゃ。誰がしかたないでしょう。見たこと

 ないもんばっかなんだから」

 ボルボ「開き直りかだがなそんなことして

 ると目立つだけだぞ」

 リンダ「目立つあ」

 非常に恥ずかしい状態になっていた。みん

なが見ていた。ただ普通の目ではない。

 ボルボ「わかったか」

 リンダ「はい」

 急におとなしくなるリンダ。

 は恥ずかしい。穴があったら入りたい。

 ボルボ「おっ」

 リンダ「どうしたの」

 ボルボは何か思い出したようにどこかに行

く。

 ボルボ「ちょっと用事だまっててくれ」

 リンダ「えちょっと」

 行ってしまった。知らないこんな所でまさ

かまたされるとは。

 リンダ「うー」

 さすがに心細い。

 リンダ「ままだかしら」

 まわりを見てみる。

 「ピロリピロリ」

 「コッコッコッコッ」

 「コッコッコッコッ」

 退屈なのでつま先で地面をつつく。

 しばらくして。

 リンダ「あ」

 ボルボ「またせたな。混んでいて時間がか

 かった」

 戻って来た。ホットする自分がいる。あれ

は袋が見えた。何か買ってきたみたいだ。

 ボルボ「おまえカップとバーどっちがいい」

 それは見たことがないものだった。どれに

するか迷ったが決めたこれにしよう。

 リンダ「じゃあこっちで」

 ボルボ「なるほどカップか」

 リンダ「カップ? カップね。でこれはど

 うするの」

 ボルボ「これはここをこうやって開けてこ

 れですくうんだ」

 言われた通りにするリンダ。

 ボルボ「食べてみな」

 リンダ「これを」

 ボルボ「うまいぞ」

 ボルボはにゃっと笑った。

 すくって恐る恐る口に入れるリンダ。

 「パクッ」

 とたんに笑顔になる。

 リンダ「ううま。何何これえ冷たくて甘く

 ておおいしい。ええー」

 ボルボ「そうだろう。俺はこれが好きでな

 お近づきの印だ」

 そう言ってボルボもアイスのバーを食べる。

 リンダ「あありがとう」

 「ジー」

 リンダが何か言いたそうにボルボを見る。

これはもしかしたらあれなのか。

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