フードファイター―16・ボルボ
文章のフォーマットを統一しました。
アルカ「私たち異界管理者はこの世界の者
に対して力の行使はできませんが他の世界
から来た者に対しては絶大な力を使えます
から。ではこれを」
物を渡された。
女「これは」
アルカ「これがあなたの身文を示す物。パ
スポートです。それと連絡用のスマホです」
パスポートを見ると名前が書いてあった。
リンダ・バレル20歳。
リンダ「リンダ・バレル」
アルカ「そうそれがあなたの新たな名前で
す」
こうやって私はリンダ・バレルになった。
スマホね何これあでも私はこれの使い方を知
っている。なるほど至れり尽くせりなわけね。
リンダ「でこれであなたとも連絡できるの
かしら」
できたら楽そうなんだけど。
アルカ「いえ連絡は出来ません。それはこ
の世界での一般の物と同じ機能しかありま
せんから。そのかわり代行人がいますので
以後はその者にしたがってもらいます。ボ
ルボいますね出て来なさい」
使えないのね。連絡できんのかい。
するとそこには何こいつ一人の男がいた。
男結構大柄な男だ。年はそこそこいってそう
だ。真面目な顔で男は言った。
ボルボ「で俺はどうしたらいいんですか奥
様」
声は低くくてしぶい声だ。
アルカ「奥様じゃありません」
ボルボ「これは失礼しました旦那様」
アルカ「違います」
ボルボ「あそうでしたアルカ様でした。大
変失礼しました」
アルカは頭痛がするのかまた頭を押さえて
いる。なかなか良い性格をしている男の様だ。
アルカ「ボルボ・サーティワン。おまえま
たわざとやっていますね。まあいいです。
例の場所にそこにいる女を連れて行ってく
ださい。それとこの女はここでの生活がわ
かってないので」
ボルボ「なるほどそういうことならわかり
ました。ではこちらの好きにさせてもらい
ます」
アルカの言ったことをこの男ボルボは理解
したようだ。だが私にはよくわからなかった
どうなるんだろうこれから。
リンダ「え何それちょちょっとどういうこ
とよ」
一応噛みついてみるが。
アルカ「では私は用事があるので頼みまし
たよ」
リンダ「ちょっとあんたまちなさいよ。好
きにさせてってどういうことよ」
アルカは光とともにいなくなった。
いなくなったか逃げられてしまう。
ボルボ「それはこちらの生活を教えるって
ことだ。気にするなお嬢ちゃん」
わけのわからないのが残っていた。あ忘れ
てた。こっちの存在をお嬢ちゃんお嬢ちゃん
ね。
リンダ「お嬢ちゃんって気にするなって気
にするわ。普通気にするでしょうこれって
それとあんたが代行人ってわけなの」
すると男は笑いながら。
ボルボ「グハハハハ。残念だったな俺は代
行人じゃない。運び屋けん教育係だ」
リンダ「運び屋けん教育係何それ」
意味がわからないんですけど。
ボルボ「場所に案内する。とりあえずここ
から地下鉄に乗るからなついて来な」
リンダ「へちかてつそれって何」
ちかてつ聞いたことが無い言葉だった。し
かものるとはどういうことだろう。
男は頭をかきながら言った。
ボルボ「ああだからわからんだろう。つい
てきな色々と教えてやるから」
リンダ「わかったわよ」
ここはついていくしかなさそうね。いざと
なったらこんな男が束になっても勝てる自信
があるし自分の力が無くなってないのは感じ
ていた。しかもこの男からは力を感じない。
武器も持ってないようだし。
ボルボに黙ってついて行くリンダ。




