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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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フードファイター―15・アルカができる事

文章のフォーマットを統一しました。

 この女こんな顔して真面目そうな顔して冗

談言うのね。笑えないんだけど私は笑いには

うるさい女なんだから。

 アルカ「いえ冗談ではありません」

 そういわれて再び周りを見る女。

 見たこともない建物ばかりだ。何何それこ

こは本当にどこ。

 女「じゃあ聞くけどあなたの言うことが正

 しいならなんでなんでなの」

 とうてい理解できなかったし理解したくな

かったのだ。

 アルカ「あなたはわかってたはずです。あ

 なたが使ったのは禁術。それは一つの世界

 さえも破壊してしまう力が有るだから禁術

 なんです」

 女「そそんな」

 言われてみればたしかに心当たりがあった

というより今思いだしたのだ。なぜ今まで忘

れていたかはわからないが。

 「ガクッ」

 足の力が抜けて膝を落とす。

 「ダンダン」

 そして両手をつく。体の震えが止まらない

ようやく頭が動きだした。

 女「じゃあ何私が私がやったことはなんだ

 ったのなんだったのよ。みんなを仲間を守

 るためにやったのに無駄だったって言うの」

 声をあらげる女。

 だがそれに対してアルカは無表情で。

 アルカ「そんなことはこちらが管理する問

 題ではありません」

 女「そそんなことそんなことですって」

 「キッ」

 怒りをあらわにして相手を睨む。

 アルカ「私たちはこの世界に来た異世界の

 者に対して管理する者でしかありません。

 あそれとあなたは記憶がありますが自分の

 名前がわからない状態になっています」

 女「どどういうことよ。ったく何をバカな

 ことを言ってんのよ。私は私はえなんでな

 んでよ。なになんでなんで思いだせないの

 私は誰誰なの。なんで思いだせないの」

 アルカ「安心して下さい。あなたがこの世

 界のルールを守るなら排除するようなこと

 はしませんから。もっともあなたを排除す

 ると更にこの世界のバランスがおかしくな

 るので出来ないんですが」

 女「ん」

 あれはなんだそういうこと。

 女「そんなこと話ていいのかしら」

 ただ女の声は弱弱しい。

 アルカ「大丈夫です。ただし排除は出来な

 くても無力化。隔離はできますので」

 女「そそういうことね」

 今も女の声は弱弱しい。ここはおとなしく

しといた方がいいか。

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