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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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フードファイター―8・戦いはすんだがだが

文章のフォーマットを統一しました。

 リンダさんがタンカーで運ばれて行く。ご

苦労様ですと思いつつ合掌。

 僕「んん」

 なんかこっちをうす目で見ていたような。

さらに合掌。

 僕「んん」

 何か背中がぞくぞくするので今一度合掌。

 花子「それでは完食したリンダさんには賞

 金の3万が送られます。受け取るのはリン

 ダさんのマネージャーです」

 3万かさすがに食べ放題とかなら店がやば

そうだ。たいていこういうのは挑戦は一回だ

けだしリンダさんの代わりに賞金を受けとっ

たのはこの前いたたしかレイズって言ってた

人だ。この人は顔の表情が読めないな。店側

の代表も変わっている。さすがにショックだ

ったみたいだ。まああの量を食べるなんて普

通は考えられないし。しかも20分とか。

 花子「ではこれで激突フードファイターミ

 ラクルバトルは終わりです。ではみなさん

 またこの時間でお会いしましょう。進行役

 は家守花子でした」

 花子さんが手を振りまくってる。最後も揺

れまくりだ。揺れよさようならまたいつかか

花子さんがいるなら次見てもいいかもしれな

いがやっぱりあの人はフードファイターだっ

たんだ。しかしまさかあんなに食べるとはど

んな体をしてるんだ。実は頬袋に入れてると

か。

 注)リンダさんはハムスターではないので

 頬袋はありません。

 こちらでは。

リンダの控え室ソファーで寝ているリンダ。

 「ガチャ」

 誰かが部屋に入って来たみたいだ。リンダ

は目を閉じて寝ている。心配そうに話しかけ

るレイズ。

 レイズ「どどうですか気分は大丈夫ですか?」

 リンダ「そそれより他に誰かいる」

 苦しそうに喋るリンダ。

 レイズ「今回は体調が悪いのでと言って他

 の方はお断りさせていただきました」

 リンダ「そうわかった」

 そう言って普通に起き上がるリンダ。さっ

きまでとは様子が全然違う。レイズの細い目

が少しだけ開く。

 レイズ「やはりなんともないんですね。聞

 いてないので少しあせりましたが」

 それに対して感情無く答えるリンダ。

 リンダ「あせる何言ってるんだか」

 レイズ「いやばれましたかさすがに私には

 あれはバレバレですね。でも安心してくだ

 さい。わざとらしく見えても食べた量があ

 れですのでみんな信じるかと」

 ばれましたかってあせってる感じが全然し

なかったんだけどこいつにそれを求めるのは

無理か。

 リンダ「やかましい。しかたないじゃない

 。ああいうことにはなれてないのよ」

 リンダは演技力に自信が無かった。だが自

分ではもてるだけの力は尽くしたつもりだっ

た。しかし他人から見たらただのダイコンだ

った。

 レイズ「えーではどうしてあんなことをし

 たんですか私にはわからないんですが」

 人間の考えることはさっぱりわからないん

ですがほんとうに。

 リンダ「それはね」

 レイズ「はあーそれは?」

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