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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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都市伝説5―20・ああ俺達社会人仲良し4人組・多田の話

文章のフォーマットを統一しました。

 ここに熱い男達の物語があった。彼らは4

人組。リーダーの千葉を筆頭に妙に気が合う

仲間だった。行動力のある千葉に対して特に

考えずについて行く者達だ。

 リーダーの千葉センヨウ

 他のメンバーの。

 村山サンソン三又サンソウ野村ヤソン

 千葉「おいたしかこの辺だよな」

 村山「そうなんだけどなあ」

 三又「本当なのかよこんなところに」

 野村「おれも聞いただけだしな」

 4人の男がうろついてすごいことにまあた

かが4人ですけど。

 村山「おいもうやめたほうがいいんじゃ」

 千葉「おだまり。このぐらいであきらめて

 たまるか」

 村山「でもよ」

 千葉「いやまだ方法はあるはずだ」

 そうきっとあるはずだ。

 三又「まだやるのかよ」

 野村「みたいだな」

 だが結局見つからず帰って行くことに。

 村山「結局だめだったじゃねえか」

 千葉「まあ見てろ俺に考えがある」

 三又「まだあきらめないんだ」

 野村「おい聞こえるぞ」

 やはり社員食堂では情報は駄々洩れなのだ

そう多田と他長の話は他の社員にとって娯楽

の対象になっていたのだ。盗み聞きしている

ので文句を言うわけにもいかない。そんなこ

とで文句を言われても困るが、みんな大抵は

フィクションと思っている。だがわかってい

ても気になるのがそれが人だろうか。

 千葉「おいおまえらこの前は失敗したので

 今日はプランBにするぞ」

 村山「ああわかった」

 プランBか。

 三又「了解」

 今回はこれで終わりかな。

 野村「右に同じ」

 まあたまにはな。

 プランBとは。

 千葉「おいターゲットがこちらに来たぞ」

 プランBとは多田をただ尾行することだっ

た。例の店に方に向かう多田。犬山公園まで

来た。それを隠れて見ている4人。

 千葉「おい」

 村山「ああ」

 三又「やっぱり何かあるのかな」

 野村「ここには何かあるんだな」

 千葉「犬山公園やはり来たかここまでは噂

 通りだな」

 公園に入って行く多田。だが男達は思った

まさかブランコで遊んだりはしないよな。い

い年こいて。

 あんたたちもいい年こいて何してるんだ。

 千葉「おいまさか」

 村山「まさかな」

 千葉「いやわからんな」

 野村「あの多田だし」

 三又「人はいくつになっても」

 千葉「少年の心か」

 村山「まあ多田も人だしな」

 千葉「いやおれはみとめんぞそんなことは」

 村山「おまえ多田に何か恨みでもあるのか」

 千葉「恨み恨みか、あいつはゆかりさんと

 仲良くしやがって俺なんかコーヒーを入れ

 てもらったことがないんだぞ。ゆるさんぞ」

 なぜそうなる。

 村山「おまえそもそも部署が違うだろが、

 それにそれはおまえの勘違いと思うぞ。俺

 はみんなに優しいって聞いてるしな」

 こいつは他人事みたいに言いやがって、ま

あ俺も聞いてるんだがうらやましいのはしか

たがないだろう。そうそれが人間と言うもの

なのだよ。

 千葉「おまえそうは言ってるがいいのかヨ

 ウコさんも時々多田を見てるらしいぞ」

 どうだ、おまえヨウコさんに気が有るみた

いだからな。俺の気持ちがこれでわかっただ

ろう。

 急にだまる村山。

 千葉「おいどうした。どうしたんだ」

 少しやりすぎたか、いやそんなことはない

はずだこれくらい。やりすぎたのか、いやこ

れくらいだぞ。何か村山様子がおかしいな体

が震えている。

 千葉「おい村山さっきのは」

 村山「おい今のそれは本当か?」

 ここいつは誰だ。本当に村山なのか?

 「グッ」

 いきなり千葉に掴みかかる村山。

 おいまじかまじなのか、このままではやら

れる。

 千葉「く苦しい」

 「ペシペシ」

 手を叩く千葉。

 野村「はいブレイクブレイク」

 野村が止めに入る。だが村山はやめない。

 野村「おい村山ブレイクだ」

 野村が力づくで止める。

 野村「おいしっかりしろ。おまえどうした

 んだ」

 村山「あ」

 立ち尽くす村山。

 ここいつは本当に村山なのか山村とか意味

ないことを考えていた。

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