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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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都市伝説5―12・知らないだけで誰かが聞いている

文章のフォーマットを統一しました。

 今の会話を実は聞いているものがいた。そ

れはプレデターのヨウコさんだ。さっきの言

葉にひどく興奮しているみたいだ。私にはど

ういうことかわからないが。

 体、体ですって嬉しすぎて変身してしまい

そうだわ。

 どどうやらヨウコさんは変身できるみたい

だ。ヨウコさんはこのままではプレデター2

になってしまうのか? ヨウコさんの心はこ

れまでにない程高ぶっていた。だからだから。

 ヨウコ「フフフフフおおいしすぎる」

 はっ、口に出してしまったけど誰も聞いて

ないわよね。いつもはしないことをしてしま

った。

 ヨウコさん彼女もプレデターであるまえに

人なのだ。だがこの周りには人がいない。そ

ういう場所にいるのだ。聞かれてるはずがな

いそう思っていた。

 そうよ大丈夫大丈夫。

 めぐみ「えヨウコさん何がおいしいの」

 「バリバリバリバリバリ」「ドキッドキッ」

 ヨウコさんに衝撃が走った。心臓が高鳴っ

た。

 ヨウコ「え」

 驚いて恐る恐る後ろを見るとペットのよう

にあどけない顔をしたヨウコの同僚の車恵くるまめぐみ

がいた。

 「ドキッドキッ」

 更に心臓が高鳴った。

 よよりによってこいつなの。

 ヨウコさんは驚いた。まったく気配を感じ

なかったのだ。どっかのホラー映画のような

きごちなさで振り向いた。その時の顔がどう

なっていたかは自分でもわからない。そこま

ではコントロールできないのだ。実はホラー

になっていたかも知れない。この場合はもっ

と自然に振り向くべきだったが興奮からの不

意打ちに対応できなかったのだ。しかたがな

い。彼女も人なのだ。プレデターでも。

 何、何よ。いきなり私が背後を取られたの

ありえないありえないんだけどこの私が、ペ

ットだったと思ったのにそうじゃないのね。

このペット只者じゃないみたいね。でも大丈

夫私にしかくはないわ。

 しかしめぐみの勝ち誇った声が聞こえたよ

うな気がした。

 でもね戦場なら終わってるよ。

 「バリバリバリバリバリ」

 ヨウコさんに衝撃が走る。優しい言い方が

恐ろしさを更にアップさせる。あくまでもヨ

ウコさんの想像だが。

 な何よ負けないわ。ペットなんかに。

 「ボワッ」「ボー」

 自分で変な想像をして闘志を燃やすヨウコ

さんだった。

 プレデター VS ペット。

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