都市伝説5―8・多田の聞いて欲しい話
文章のフォーマットを統一しました。
この前と同じ曜日で時間なら。たまたま仕
事で残業も無く適当に本屋で時間を潰して行
ってみることに。
この前はここらあたりだったんだがあっち
の方も見てみるか。
多田「これは」
「ガラッ」
次の日。
またあのウナギ屋に行ったから昼に話そう
他長に連絡を入れた。
昼休み。
他長「でなんだ。また行けたのか?」
おいおい行けたのかほんとか。
多田「行けた。でも場所が前と少し移動し
てた。それでわからなかったみたいだ」
他長「そうなのか」
多田「で今回は驚くことがあったぞ」
他長「めったに驚かないお前が驚くとは何
があったんだ」
実はよく驚いているがお約束で言ってしま
う他長。
多田「実はな坊さんのコスプレしてる人が
いた。いや本物かもしれないが」
他長「坊さん。それでけさもきてたのか」
多田「けさ?」
他長「坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの袈裟だ」
多田「袈裟はああ。袈裟は着てたかな。ど
っちだろう」
他長「じゃあなんで坊さんと思ったんだよ」
多田「頭を剃ってたからな」
剃ってた。それはスキンヘッド愛好会の方
かもしれないぞ。
他長「それだけか」
雰囲気なんだがこれは難しいな伝えるのが。
多田「いやテレビで坊さんが着てる地味な
服を着てた気がした」
想像したが何も思い浮かばないどんな服だ。
他長「そう言われてもわからないな。でウ
ナギを食べたんだろう」
多田「ああこんどは坊さんが店の人に話て
くれてな」
聞けば聞くほどよくわからない店だな。
他長「でどうしたんだ」
多田「よくくるのか聞いたんだが」
他長「で」
多田「時々来るみたいだ」
くるのかよ。コスプレイヤーとスキンヘッ
ドの方がこよなく愛する店だったりするのか。
他長「でどうしたんだ」
多田「いやそれだけだが」
それだけそれだけ。コマーシャルをどうぞ
何か思いついてしまった。
他長「おいそれならあわなくてもいいだろ
が連絡だけで」
多田「そういえばたしかにそうだな。なん
か又あったことを直接いいたくてだな」
そうだな疑ってたから気持ちはわかるか。
他長「まあわかるような気もするがそれな
ら俺も言ってみるかな」




