都市伝説5―4・夢?無くなった物それは不思議な話
文章のフォーマットを統一しました。
いや大丈夫だ。まだ中毒にはなっていない
そう思い直す他長だった。よかったそれなら
タイトルはこのままでよさそうだ。
多田「それで困ってたらどこからか女の子
が出て来てなその店の子かもしれないが」
他長「女の子女の子か、でどうなったんだ
それと可愛かったのか?」
多田「たしか可愛かったと思うがどうした
んだ」
他長「そうなのか」
多田「どどうしたんだ急に」
こいつ様子が変だ。
他長「知らないのか可愛いは正義なんだぞ」
多田「い」
ししまった。こいつの変な所に引っかかっ
たみたいだ。
他長「そうか可愛かったのか、そうかそう
か先に進んでくれ」
本当ははっきりとは見てないんだがそう言
うことにしておこう。それが世の為人の為。
最終的には俺の為だ。
他長「まてその前に聞きたいことがあるん
だが」
多田「えなんだ」
なんだ。まだ何かあるのか? いったい何
が聞きたいんだどうしたんだ。こいつはまさ
か他長じゃないのか? 偽物、影武者なのか?
いやまさか?
変な事を考える多田だった。
他長「女の子って言うぐらいだから小学生
か中学生かどっちだ」
ここいつは。
多田「どどっちどっちと言うと小学生かも
しれないがそそれは重要なのか?」
他長「いやどっちでもいいが」
時々他長のよくわからない所にやはり他長
だと認識を強くする多田であった。やはりこ
いつは他長だ。
そうだその通りだ。こいつは他長だ。
多田「どっちでもいいのかよ。ああでだお
金を見せるように言われてうな丼が100
0円で酒飲み放題つきで5千円だった」
他長「へー安いな。と言いたいが内容によ
るな。でも可愛い子がいるとなると別だが」
別なのかよそうなのかよ。怖えよ他長おま
えが。
多田「前払いらしくて酒飲み放題にしたん
だがどうも店の人は日本人じゃないみたい
でその子と会話してるのが全然わからなか
った」
他長「ふーん、それでうな丼はどうだった
んだ」
多田「それは量もあったしうまかったんだ
が」
他長「だがどうしたんだ」
多田「いや酒がうまくてな飲みまくってし
まった」
他長「でどうなったんだ」
多田「で気がついたら公園のベンチに寝て
たんだ」
他長「それって夢でも見てたんじゃないの
か?」
ああやっぱり今回も夢だったか、というこ
とは可愛い女の子も夢だったんだな。それは
複雑だ。
多田「次の日すごい二日酔いだったからそ
れに金も減ってたしな」
他長「おおまえが二日酔いってそれはめず
らしいな」
まあ酒飲んで夢を見たっておちか。
多田「そうなんだよ。あんなうまい酒は飲
んだことないかもな」
おそれなら俺も飲んでみたいかもあればだ
が。
他長「で金の話だが金なんてあてにならな
いだろう」
多田「いやそれがちょうどATMで一万五
千円を降ろした後だったからな。で財布に
は一万だったわけだ領収書もあるぞ」
他長「おまえ知ってるかあの辺はな出るら
しいぞ」
多田「出るおばけがか? えそうなのか?」
こいつまた興奮してるな。
他長「そそんなもん出るわけないだろうが」
多田「なんだよ。じゃあ何が出るんだいっ
たい」
ああテンションが下がった。やはりこいつ
は多田だ。
他長「いやこの話の流れでおばけになるの
が不思議なんだがしかも嬉しそうだったし」
多田「そそうか」
何を何を照れてるんだこいつは。
他長「いや寝てるとなさいふとか金とか取
られたりするらしいぞ」
多田「出るってそれか」
それが普通だろうがってこいつは普通じゃ
なかったな。
他長「それかっておまえ取られたら大変だ
ろう。それにさっきの話おまえコンビニで
酒でも買ってそのまま公園で寝たんじゃな
いのか?」
多田「それなら空き缶があるはずだろ無か
ったしな」
他長「おまえのことだから空き缶は捨てて
寝てたんじゃないのか?」
多田「おまえおれがそんな器用なことが出
来ると思うか?」
少し考える他長。
他長「んん無理だな」
さすがにこいつでもそれは無理だな考える
こともなかった。
多田「おい」
他長「わかったわかったから」
多田「それにな」
他長「なんだまだあるのか?」
多田「その後もう一度その場所に行ってみ
たんだ。するとな何にもないんだ」
他長「そりゃあそこは何もないからな」
多田「でもそれなら俺の二日酔いはなくな
った5千円はな不思議な話だろう」
他長「それが本当ならな」
多田「信じてないのか?」
他長「それだけじゃな。そうだなもう一度
あったならそれは信じるかもな」
多田「そうかもう一度か」




