第八十章 都市伝説5・ヨウコさんの能力
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ここは某会社の社員食堂。同期の社員の多
田と他長が二人向かい合って座っている。二
人とも安物の定食を食べていたがもう食べ終
わっている。なぜ安物の定食かというと二人
とも金をあまり持ってないみたいだ。二人の
特徴は背が高い方が多田で低い方が他長だ他
長はメガネをかけている。
他長「でなんだよ」
多田「あその前にそこのお茶を取ってくれ
るか?」
他長「ほらよ」
「トプトプトプ」
多田「おわるいな。でおまえもいるか」
他長「じゃあもらおうか」
「トプトプトプ」
お茶飲む二人。
「ゴクゴクゴクゴクゴク」
「ゴクゴクゴクゴクゴク」
二人ともお茶を飲み終えた。どうやらここ
に来た本題に入るみたいだ。だがそんな彼ら
を見ているものがいた。名前は洋子。この会
社で事務の仕事をしている女性だ。ヨウコ彼
女は美しい容姿をしている。多くの男が見れ
ばほとんどの男性が美人と答えるだろうそれ
がヨウコだ。ヨウコ彼女は一件普通の女性の
ように見える。だが実は彼女には裏の顔があ
る。裏の顔がそれは魔導士ヨウコ魔導を突き
進む恐るべき能力者だそのヨウコが多田と他
長を見ている。その目は普段の目ではなく今
は獲物を狙うスナイパーの目だ。ヨウコの目
がさらに大きくなった。今ヨウコは能力を使
おうとしている。そう多田と他長に対してだ
彼らはそのことを知らない。恐ろしい魔の手
が彼らに忍び寄っているいることをそのその
能力とはその恐ろしい能力とはBLザワール
ドだ。どんな状況でもBL化させてしまうと
いう恐ろしい能力だ。今ヨウコによって多田
と他長が恐ろしいことになっている。とても
ではないが言葉では表現できないし私も言葉
では表現したくない。ヨウコの口の端が徐々
に徐々に吊り上がっていく。そう何かが何か
が行われているのだ。恐ろしい何かがやがて
全てを完了した。ヨウコは他人が聞き取れる
かわからないような小さな声で一言いった。
その恐るべき一言とはごちそうさまだった。
ヨウコは何事もなかったように去って行った
恐るべしヨウコ。多田と他長はこのことを知
らない。知らないのだ。そういつも捕食され
ていることにそう知らなければ知らぬが仏な
のだ。彼らの話が始まる。もうヨウコはいな
い。そう目的を果たした。彼女はここにはも
う用が無いと去っていったのだ。彼女がどこ
に行ったのか別の獲物を探しに行ったのかは
誰にもわからない。だがみなが知らないこと
がもう一つある。それはヨウコの能力だ。こ
れを使えるものがいったいどれだけいるのか
そうこれも誰にもわからないのだ。ヨウコの
能力を使えるものは一人では無いのだ。私は
彼女たちのことをあえてこう呼ぼうと思う捕
食者プレデターと驚くべきはプレデターには
レベルがあるのだ。このレベルこそ能力のレ
ベルと言ってもいいのだ。BLザワールドレ
ベル1。これは人間限定だ。だがこれも恐ろ
しい能力には違いない。レベル2これは生き
物全てだ。もちろん人間も含むだが次だ。次
はもっと恐ろしい。レベル3:マックス。こ
れは無機物もありだ。もはや何がなんだかわ
からない。イスとつくえとか電柱とかもはや
もうなにがなんだかいかんこのように考えて
る状態は一番危険だ。そうだ無になるのだ。
だが今回のメインの話はプレデターの話では
ない。そうこれから始まるのだ安心してほし
い。




