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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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クロスカウンター―3・娘の力本物か偽物か

文章のフォーマットを統一しました。

 三上「うわー近い近すぎだ。出る時はある

 程度離れてでてくれ」

 動揺するが一応思ったことを言ってみる三

上。

 ほとんど距離がなかった。何を何を考えて

いるんだ。ああ考えてないんだろうな何も。

 失礼なことを考える三上。

 爆笑「わかりました。で御用は何ですか?」

 三上「座敷アザラシか娘をどっちでもいい

 のでいたら連れて来てくれ」

 人使いの荒い三上。

 爆笑「わかりました。失礼します」

 「カラカラカラカラ」

 この音だけはどこから出てるか不思議だ。

しかしまずいことをした。これならサチコに

は蟷螂拳の插掌そうしょうでも教えればよかった。こっ

ちの方がクロスカウンターよりやさしい。そ

れにサチコの手にはクッションがついている

のでこんなことにはならなかっただろう。あ

の男がクロスカウンターと言うからそっちを

優先してしまった。

 いろいろなことを考える三上。

 しばらくして。

 娘が来たおれの娘ではないが。

 お前は娘が欲しいのかよと思わせるような

ことを考えている三上。

 座敷娘「どうしたんですか?」

 三上「そこにころがってるやつをなんとか

 してやってくれ」

 いきなり無茶なことを言う三上。

 座敷娘「うわーこれはこれはすごいことに

 なってますね」

 三上「ででだ。なんとかなんとかなりそう

 か?」

 ほんの少しだが罪の意識を感じる三上。

 座敷娘「それは大丈夫です。あただエネル

 ギー切れです」

 三上「何がいるんだ」

 座敷娘「酒ならなんでもいいですがビール

 で大丈夫です」

 三上「何おまえも酒が必要なのか?」

 座敷娘「知らないんですか? ビールは体

 の一部ですって言うじゃないですか」

 三上「そんなの聞いたことがないぞ」

 そうだ。そんなことは私も聞いたことが無

い。

 三上「んん」

 娘を疑う三上。

 座敷娘「冗談です」

 三上「ビールか? それでいいなら冷蔵庫

 から飲んでいいぞ。ただし数は数えてある

 からな一本だけだ」

 本当におまえはせこいよ。んんしっかりも

のの三上。

 座敷娘「わかりました」

 座敷娘「もどりました」

 三上「ではやってくれ」

 座敷娘「私には治癒の力が有るんです。他

 の妖怪も治す効果があるんですよ。こんな

 のは」

 ワラジの砕けたような拳を手に取ったな。

舐めるんだろうか?

 セス:いや。どうなるんでしょうね。私も

気になりますが。

 いろいろなことが気になる三上。

 座敷娘「あ、あ、あ痛いの痛いの飛んでけ

 痛いの痛いの飛んでけ」

 三上「握っただけか? なめるんじゃない

 のか?」

 とんでもないことを考えていた三上。

 座敷娘「なんでなめないといけないんです

 か? 罰ゲームですか? 他人事だと思っ

 て適当な事を言わないでください。適当な

 ことを」

 そうだおまえは適当だ。んんどこまでも適

当な三上。

 他人事。妖怪も他人事か? 変な事を考え

てしまった。

 そうだおまえは変だ。

 んん変なことを考える三上。

 しばらくして。

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