パンパカパンー362・それはバレるんだにゃー
佐藤「田中さん何の話なんですか?」
佐藤は耐えられなくなって言った。
田中は思った。
わからなかったのか佐藤、だが私にもわか
らないからな、なんて言おう、それに大丈夫
って言ったしな。
田中「んん・・・・・・あっ」
田中は思った。
これでいけるか、だがわからないがやるべ
きだな。
田中「佐藤・・・・・・さやかさんだ、トイ
レにさやかさんがいる」
佐藤「さやかさんがトイレにいる、えートイ
レにいるのはミチルさんですよね」
田中「何そっちではミチルさんなのか、世代
の違いか、何鈴木何か言いたいのか」
鈴木「ま、ま」
田中「何ママなのかトイレのママなんて聞い
た事がないぞ」
佐藤「ちょっと待ってくださいまだ終わって
ないです」
鈴木は何か言おうとしていた
鈴木「・・・・・・ま、ま」
田中「ままじゃなくままままか、なんだまま
ままって」
佐藤「さあ聞いた事がありませんがトイレの
ままままなんて」
田中「いやまだ何かあるみたいだぞ」
鈴木「・・・・・・まままど」
田中「トイレの窓に何かあるのか?」
鈴木「まどか・・・・・・まどか」
佐藤「窓違いますまどかって言いたいんです」
田中「まどかトイレのまどかさんか・・・・
・・違うあれがまどかさんなのか」
佐藤「どういう事ですか?」
田中「いやそれはそれっぽいやつって言いた
かったんだ」
佐藤「ミチルさんじゃないんですか?」
田中「いやさやかさんぽかったんだ」
佐藤「と言う事はミチルさんぽっかったんで
すね」
田中「まあ・・・・・・そうとも言うな」
田中は思った。
さやかさんだと言ってるのに、佐藤はそこ
は譲らないつもりだな、私もさやかさんは譲
る気はないが、まあ妥協できるならこれぐら
いだな、しかし気になる事がある。
田中「鈴木あれはなんだ」
鈴木「・・・・・・ま、まど」
田中は思った。
大丈夫みたいだな、あれがまどかって言っ
たらどうしようかと思ったが、しかたない告
白するしかないか。
田中「実はさっきトイレに行こうとしたら」
佐藤「トイレに行こうとしたらどうしたんで
すか?」
田中は思った。
なんか間違えたかも勢いで言おうとしたか
ら。
田中「いや行こうとしたらって言ったけどま
ちがいだ」
佐藤「えまちがいなんですか! ・・・・・
・わかりました」
田中は思った。
落ち着け私、よく落ち着いて考えるんだ。
田中「あー私がトイレのドアを、あー開けよ
うとしたらだな」
佐藤「あー開けようとしたんですね」
田中は思った。
佐藤が突っ込んできた、いやそこは突っ込
まなくていいんじゃないのか、それにあーい
らないぞ、もしかして興奮してるのか、やっ
かいだな・・・・・・本当の事を言ったらも
っと大変な事になりそうだな・・・・・・い
やいや佐藤がトイレに行ったら嘘がバレるか
らな嘘は駄目だ。
声が聞こえた。
それはバレるんだにゃー




