パンパカパンー357・バ〇〇〇をどう思うかは人それぞれなんだにゃー
鈴木「・・・・・・プルルンプルルン」
田中は思った。
やはりばあさんは黒だった、さあーばあさ
ん正体をあらわせ。
鈴木「・・・・・・昔々あるところにおじい
さんと女忍者が」
田中は思った。
何まさか女忍者とはとのさまとどういう関
係なんだ、なんで女なんだあやしいあやしい
ぞ、いやそれはいいか、しかし謎が深まるば
かりだ・・・・・・その後鈴木の話しはばあ
さんが女忍者になった以外は何も変わらなか
った。
田中「佐藤女忍者が出たなどう思う」
佐藤「まだわかりませんね、味方か敵か、そ
れともただの通りすがりか」
田中は思った。
そうか味方とは限らないのか、だがまだ敵
と決まったわけじゃない、いや中立の場合も
ある、ただの通りすがり通行人かそれもあり
だな、だが一つだけ違う事がある洗濯だ、な
いだろうこれは。
田中「佐藤女忍者なら洗濯をすると思うか?」
佐藤「いや女忍者でも洗濯はするでしょう、
さすがに同じ服ばっかりなら臭いし」
田中は思った。
そうだ女忍者でも洗濯はするんだ、臭い女
忍者なんて嫌だしな、だがこの場合はどうな
んだ、おかしいと見せかけてのブラフなのか
いや女忍者なら水浴びだな風呂もある話だが
と言う事は温泉なのか、女忍者が温泉に入る
あると思います、ありだよな。
田中は変な事を考えていた。
田中「佐藤やっぱり怪しいのは洗濯だな」
だが佐藤の返事はなかった。
田中は思った。
佐藤の様子がおかしい。
だが田中は気にせず先に進む事にした、佐
藤の事だから又何か考えてると思ったのだ、
その頃佐藤には問題が発生していた、佐藤は
鈴木の対応に疲れていた、人はいつまでも集
中できないのだ、だから佐藤は田中を意識す
るようになった、会話が変わったのもその為
だ、そんな時だ何か変なものを感じた、何か
嫌な感じがする、ふとそんな時に鈴木を見る
と、なんと鈴木がうらめしそうにこっちを見
てるではないか、佐藤は背中に変な汗を感じ
た。
佐藤は思った。
見てるこっちを見てる、それまではあまり
焦点の合わない目をしていたのに、いったい
何が。
佐藤が田中を見てると、鈴木は佐藤を見て
いたのだ。
佐藤は思った。
なんだこれは。
佐藤は驚きを隠せなかった、だが鈴木の方
を見ると鈴木は何事もなかったように元に戻
った、今までの事が嘘のように佐藤には感じ
た。
佐藤は思った。
今のは幻覚なのか。
だが佐藤の心臓はそうじゃないとバクバク
していた。
佐藤は思った。
いや幻覚じゃないこんなにバクバク心臓が
動いてる。
だが幻覚でも心臓がバクバクするのは佐藤
はこの時考えていなかった、だがしかたがな
い、かなり追い詰められていたのだ。
声が聞こえた。
バクバクをどう思うかは人それぞれなんだ
にゃー。




