パンパカパンー340・ピンチなんだにゃー
田中「佐藤やっとわかってくれか」
佐藤「すいません気づかなくって」
悪魔「そうですよ、それでいいんですわかっ
たみたいですね」
天使「ちっ、とうとう悪魔に魂を売りやがっ
たな、俺はどうなってもしらねえぞ」
何を言ってるんだね君たち、私は最初から
ボケのつもりだっのだよ、わからなかったの
かな。
悪魔「えーもしかして私達を騙したんですか?
悪魔を騙すなんて最低ですよプンプン」
天使「なんだと天使まで騙すとは、おまえい
い度胸してるな、ああーまいったぜ」
なんとでも言うがいい、上手くいくならそ
れでいいのだよ。
悪魔「ああーそうですか、じゃあ私帰ります
から、お邪魔しましたべー」
天使「ああーじゃあ俺も帰ろおっと、邪魔し
たなあばよ」
田中は思った。
時々思うんだがあれって何なんだろう、悪
魔とか天使とかよくわからないが、見た目は
普通の人だからな、まあ帰ったからいいか、
さすがに目の前にずっといるとつらい、いや
いてもらっても害はないんだが、他の人とコ
ミュニケーションに支障がでるからな、とに
かく結果オーライだな、これで佐藤に説明し
なくていい、もののけと思ったが何か違うみ
たいだし、おまけに私にしか見えない、喋っ
てるのに私にしか聞こえない、だが喋りかけ
ると、おかしな人になってしまう、なんです
か独り言ばっかり言ってキモイんですけど、
だが頭の中で考えただけで会話できると教え
てもらったので問題ない、もうくるなと言い
たいが、美人なので目の保養になるだから放
置している、わからない事がある、時々出て
くるが今だに何の条件で出てくるかわからな
い、まあこれは考えるだけ無駄だな。
佐藤「でもそれで悩んでたんですね」
田中は思った。
あれなんか変な感じに、このままでいいの
か、だがもうどうにもならないような。
田中「いやまあそれはショックだろう」
佐藤「確かにそうですけど、でも男が駄目っ
てわけでもないですよね」
田中は思った。
あれもしかして、これで悩んだら駄目なパ
ターンじゃないのか、なんか上手くあいつら
にのせられたような勘違いか、まさか騙され
たのか、はめられた私がああ言えばこうする
ってわかってた・・・・・・考えすぎか、だ
が他にいい方法なかったからな、なんか二人
で今の状況を見て笑ってる気もする、いやい
や考えすぎだな、それなら本当の悪魔だ、あ
れじゃあ天使は悪魔の演出、実は二人とも悪
魔・・・・・・いやいや考えすぎだな、いや
いやそれより佐藤になんて答えたらいいんだ。
声が聞こえた。
ピンチなんだにゃー。




