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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
1734/1761

パンパカパンー336・残念ながらどんどんハマって行くんだにゃー

 そうだまずどれくらい考えてたかを聞けば

いいんだ、そうだそうだ。

田中「佐藤私はどれくらい考えていた」

佐藤「どれくらいですか? そうですね3分

ぐらいですか」

 なんとあれだけ考えて3分だったのか?

3分長いな、カップメンができてしまうその

間鈴木の事を考えていた、残念だが私は鈴木

のマニアじゃない3分も考えられない、鈴木

のいい所を100言うなんて無理だ、だって

友達でもないし、まだあってそんなに時間も

たってないし、お互いを知るには時間が短す

ぎるし、そもそも友達でも100言えるかわ

からないのに、鈴木と言えば尻好きで食事に

もこだわってたな、これっていい所なのか? 

駄目だ見つけられそうもないな、いや何かお

かしくなってるな、鈴木の事って今鈴木がど

うしてるかだな、あれ鈴木は今どうしてるん

だろうな。

田中「佐藤鈴木は今どうしてると思う」

佐藤「えそんな事考えてたんですか?」

 そう言われるとなんかまずいような気もす

るが、今がこれがせいいっぱいだ。

田中「いや気になるだろう」

佐藤「確かに気になりますが、今考えても意

味ないですよね」

 ばっさりといかれた、ここまではっきり言

うか・・・・・・言うなそうだ相手は佐藤だ

だがこの後私はどうすればいい、鈴木がどう

してるか3分間考えてたってのもおかしい、

そんなやつおらんやろう、おらんな考えれば

わかる事だ。

田中「いや今ふと思ってな」

 あれやってしまった、これでは3分間何を

考えてたか聞かれるまずいぞ、だがそれに佐

藤は突っ込まないかもしれない、それに前の

事はわすれてるかもしれない、そうだそれに

かけるしかないか。

佐藤「そうですか、じゃあその前は何を考え

てたんですか?」

 やっぱりダメだった、佐藤を甘くみていた

違う甘く考えたのは自分か、佐藤の事をわか

ってるなら、この判断はなかったはずだが、

どうやら焦って判断が鈍ったみたいだ、だが

こうなったら何か言わないとまずいぞ、何か

言わないと。

田中「ああ本日晴天なり」

佐藤「えー今日は曇りですよ」

 何をやってるんだマイクのテストじゃない

のに、ますますおかしくなってしまった、し

かも今日は曇り最悪だ、せめて晴れていれば

・・・・・・いや晴れていても意味がないな。

田中「ああ今日は曇りだったんだな」

佐藤「そうですよ」

 最悪だ、こんな事言ったら次に何を言うか

困るだろう、自分で難易度を上げてどうする

んだ、いやなんとかしないと考えろ考えるん

だ。

 声が聞こえた。

 残念ながらどんどんハマって行くんだにゃ

ー。

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