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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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パンパカパンー325・味わうがいいんだにゃー

男3「おまえは誰だ!」

男「なんだ今頃なのか」

男2「ショックが大きかったんだな」

女3「おい」

男「そうか故障か」

男2「まあそんなものだな」

女3「おい」

男3「きさまら覚えていろよ」

男「覚えてないといけないのか?」

男2「そんな事私に聞くな、私を巻き込むな」

女3「おい! 私を無視してるだろう」

男3「そうだったな、それでおまえは誰だ」

女3「私か? 私の事はどうでもいい、道端

に落ちてる石だと、思ってもらったらいい」

男「おい」

男2「なんだ」

男「なんであんな無茶な事が言えるんだ」

男2「んん、そうだな、それは」

男「それは」

男2「本人に聞いた方がいいんじゃないのか?」

男「じゃあ本人に聞いて、この問題は解決す

ると思うのか?」

男2「それは・・・・・・無理だな」

男「じゃあさっきまでの会話に意味があると

思うのか?」

男2「ああ意味がないな」

男「僕が今何を考えてるかわかるか」

男2「そんな事わかるわけないな」

男「この野郎こうしてやる」

男2「やめろやめてくれ、そこは弱いんだ」

男「首を絞められてよくそんな事が言えるな」

男2「何! 首を絞めてるなら首を絞めてる

と言え」

男「だから今言っただろう」

男2「そうか苦しい止めろ!」

男「まあこれぐらいでいいか」

男2「早くやめろ! 苦しいだろう!」

男「もうやめてるがどうしたんだ」

男2「やめるなら、やめるといえ」

男「実は僕はな・・・・・・不器用なんだ」

男2「なんだそうかって、ならないだろう」

女3「おまえ達おもしろいな、漫才コンビだ

ったのか?」

男「そうなのか?」

男2「誰と誰がだ」

女3「息がぴったりだな」

男「そうなのか?」

男2「どうみてもそうじゃないだろう」

女3「いや外す所が息がぴったりだと思ってな」

男「そうなのか?」

男2「外す所か? 言われてみればそうかも、

って何の話だ」

女3「やはり面白いな、決めたぞ私のおもち

ゃにしてやろう」

男「おもちゃがもらえるのか?」

女3「いったい何の話だ」

男2「どうやらやってしまったようだな」

女3「どういう意味だ?」

男2「こいつは自分のいいように理解する」

女3「なんだと」

男2「おまえはそのパンドラの箱を開けてし

まったんだ」

「ガーン」

女3「ちょっとまて、さっきまで会話になっ

てたぞ、おかしいだろう」

男2「では教えてやろう、こいつは自分の都

合いいようにしか聞こえないんだ、わかった

らあきらめるんだな」

「ガーン」

女3「私は私はやってしまったのか?」

男「おいおもちゃって何くれるんだ」

男2「愚か者のめ、さっきまでの私の苦しみ

を、存分に味わうがいい」


 声が聞こえた。

 味わうがいいんだにゃー。

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