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先輩が僕を好きになる理由が嫌な件  作者: なんだかなぁ
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パンパカパンー304・おたまなんだにゃー

島国「おい! そういう話じゃないだろう!」

雪国「フフフ私はチキンには興味ない」

島国「本当か? こんどフライドチキンを奢

ってやろう食べるか?」

雪国「おおー! チキンは大好きだぞ食べる

ぞ!」

島国「おい! 言ってる事が違うぞ!」

雪国「そのチキンじゃないだろう! チキン

違いだ! チキンと考えて言ってるのか?」

島国「ああわかってる試しただけだ」

雪国「試した? じゃあさっきの話は」

島国「フェイクだ」

雪国「フェイク! フェイクは嫌いだ! ・

・・・・・ああーそれでどっちに逃げたんだ」

島国「ああそれが隣の部家らしい」

雪国「隣? 田中さんの部家か?」

島国「それがわからないって言ってたな隣っ

て知ったのも今日みたいだし」

雪国「そうだな田中さんからそんな話なかっ

たな」

島国「それでどうだ?」

雪国「何がだ?」

島国「今の気分だ」

雪国「そうだな別に、なんとも、特には、な

にそれ、めんそーれ、普通だな」

 島国は思った。

 ここいつとんでもないやつだったんだな。

ある意味尊敬に値するかもしれない。なにそ

れはわかるが、めんそーれっていらっしゃい

ませだぞ。普通言うか・・・・・・なるほど

それだけ余裕ってわけだな。まあ最後まで聞

いたらどうなるかだな。今回は逃げバージョ

ンだからな。そうだいつまでもやつらはチキ

ンじゃないぞ。

島国「フフフフフ」

雪国「どうしたんだ突然?」

島国「ああ・・・・・・あっ!」

雪国「どうした」

島国「そういえば田中さんから聞いたか?」

雪国「な何の話だ? 主語を言えわからん」

島国「こっちは島田さんが大変だったんだぞ」

雪国「大変? おいどういう事だ!」

島国「あれは思い出し笑いだな。笑い出して

大変だったんだぞ」

雪国「何! なんで笑ってたんだ!」

島国「本当に聞いてないのか? おたまだよ!

お・た・ま!」

声が聞こえた。

おたまなんだにゃー。

雪国「おたま? おたま! そうだおたま!

島田さんって」

島国「んどうしたんだ? 何が言いたい?」

雪国「男のおたまが好きなのか? それで笑

うのか?」

島国「男のおたま? 男のおたまおたまで笑

う? ・・・・・・おまえはアホなのか?」

雪国「何! 誰がアホだ! 田中さんから聞

いたぞ!」

島国「田中さんから? 田中さんから! え?」

 島国は思った。

 何かがおかしい。考えられる事は誰が問題

かだな。雪国か田中さんどっちだ? 考える

までもないな。

島国「雪国おまえちゃんと聞いてないかスル

ーしただろう」

雪国「そそんな事は・・・・・・なんかたま

がついてるついてないって話しになってだな」

島国「それで混乱したか、おたまは台所で使

うそうだな味噌汁とかに使うやつだ。おたま

って言うだろう」 

雪国「あれか? でもおかしいだろうなんで

そんな話になるんだ」

島国「それは田中さんがおたまを持ってたか

らだ。持ってたって言うのは手で持ってたわ

けじゃないぞ」

雪国「そうか思い出したぞ」

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